![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/8524780/rectangle_large_type_2_b73019c790702766f50bc7c9b010234a.jpg?width=1200)
思考のリフレーミング
エンジニアリング組織論への招待という本を読んだ。本の概要としては、様々な角度から組織とそこで働く人との構造をどのように捉えていくと良いのか、といった感じのことが書いてある。
その中でキーワードとして出てくるのが、リフレーミング。
リフレーミングは、本の中では、認知する枠組みを変えることとして書かれていた。自分は、ある視点で見ている事を別の視点に切り替える、という解釈をしている。
リフレーミングをするには、認知の枠に気づくためのキーワードがいくつかあって、それを上手く外していく、という方法が書いてあった。このキーワードは自分も結構使っていたから、自分の考えが知らぬ間に、枠組みの中にある事に気づけた。
今までも自分の考えに対して疑問を持ったり見直したりはしていて、それは「なぜの深掘り」で気づく事が多かった。
そこで気づいた事が、「なぜの深掘り」もリフレーミングの一つなんだという事。
例えば、「マイクロマネジメントしないべきだ」と感じていたとする。「〜すべき」というのが認知の枠に気づくキーワードの一つ。なので、リフレーミングをするならば、そもそもマイクロマネジメントは何故悪いのか?というように、認知の枠を変えていく。
これを、なぜの深掘りでやるなら、なぜマイクロマネジメントしないべきなのか、となる。ここから考えていくものは、リフレーミングした時とほぼ同じになるだろう。
この例では同じような結果になるかもしれないが、多くの場合、なぜの深掘りのほうが思考回数は増える。その分、リフレーミングを意識した方が、課題解決や視点の切り替えはしやすいなと感じた。
このリフレーミングについて、エンジニアリング組織論への招待では「メンタリングの技術」の章に書かれている。が、実際やるとすごい難しいので、まずはセルフメンタリングで色々試してみようと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?