見出し画像

2021年5月17日(月),山日新聞社会面記事を読んで、

今朝(2021年5月17日の朝)、購読している山梨日日新聞(以下、山日新聞という)の社会面記事(21〜23面)の記事を読んで、「日本の社会の矛盾」を強く感じた。

この日の社会面には「オリンピックの聖火リレー」、「新型コロナ感染症」、「子供への体罰」、「女性差別」、「外国人差別」に関する記事が複数掲載されていて、社会面の最終面の裏にはJリーグの地元チーム「ヴァンフォーレ甲府」が「SDGs宣言」をした広告記事が印刷されている。

上記の4つの面の記事を読んで、私はスゴく違和感を感じた。

この違和感は日本という国の社会に対しての違和感だ。

地元のプロサッカーチームが「SDGs宣言」をした広告は、明るい未来へのアプローチとして歓迎するが、その広告の裏には「持続可能な社会の実現」に反するような「女性差別」、「外国人差別」をレポートした記事が掲載されていて、私にはとても滑稽に見えた。

また「オリンピック聖火リレー」と「コロナ感染症」に関する記事が同じ21面に掲載されていることも、「山日新聞社、狙ったのか?」と勘ぐってしまいたくなった。

毎日購読している地方紙の紙面でこんなにも社会の矛盾を表現した内容は、ある意味「見もの」だと思う。

いったいこの国はどこに向かっているのだろう❓

一市民としては「持続可能な社会の実現」はスローガンや企業広告だけじゃいけない、広く様々な人達の共通認識と改善意識がないと実現不可能ではないか、と危惧した今朝の新聞紙面だった。

よろしければサポートをお願い致します。 サポートを頂いた分は今後の創作活動に活用させて頂きます。