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人見知り克服実践#4|書籍「これも修行のうち」を実践してみたい:前編

この記事は、このような方に向けて書いています。

「人に話しかけられなくて悩んでいる」
「人にどう思われるか気にして話しかけられない」
「話しかけたいけど勇気がでない」
「上手く話せなかったときに、なんて思われるか不安」
「会話に沈黙ができちゃうかもしれないのが怖い」
「上手く返答できないかもしれない」
「人は嫌いじゃないけど、人見知りで人を避けがちな自分を変えたい」

人見知りを改善すべく、この1週間、人見知りマインドに効果がありそうな書籍を探し求めていました…!

そして、ついに見つけた本がこちら!

参考文献:草薙龍瞬「これも修行のうち」,KADOKAWA,2016年4月

著者、草薙龍瞬さんが以前出版された書籍で「反応しない練習」というベストセラーがあります。本当はそちらを読むはずだったのですが、「これも修行のうち」の方が非常に実践的で私にとってピッタリな内容でした。

HSP兼人見知りの私が気になった知識や実践法をピックアップしていきたいと思います。


書籍&著者の簡単な説明

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著者の方はお坊さんで、仏教の追求・修行をなさっている方です。

しかし、今の仏教には(日本問わず世界の仏教も含めて)ブッダが伝えたかったことと離れてしまっているのではないかのではないか、と疑念を抱き、ついにはどこの仏教界にも属さない独立系のお坊さんになった方です。

その方が書いた本で、これが非常に面白そう!
私は臨床心理学を勉強しているときにマインドフルネスと出会い、そこから仏教についても勉強したことがあるのです。

でも実際はどう活かしたらよいのかイメージが湧かなかった。瞑想も自分には難しかったし。

この本の興味深い所は、日常生活での実践に特化した内容になっていたことです。

ではさっそく、見てみましょう!

これやってみたい①合い言葉を「これも修行のうち」にしてみる

合い言葉を「これも修行のうち」にしてみると・・・・・

引用元:草薙龍瞬「これも修行のうち」,KADOKAWA,2016年4月,はじめに

これ!!冒頭にこの言葉が出てきますが、この先を読まずとも私の悩みのほとんどが解決できたと言えます!

(まだ読み始めて10分も経っていません)

なぜなら、「これも修行のうち」と呟くだけで、自分を客観視することができるからです。

たとえば…

  • 人に話しかけられなかったと落ち込んだ時

  • 会話が上手くできなかったとき

  • 上手く返答できなったとき

  • 変なことを言ってしまったなと後悔したとき

  • 自分ってやっぱダメだなと思ったとき

このようなネガティブ感情に留まり続けると、自分への怒りやダメ出し始まり、より自尊感情を傷つけます。

そこで、「これも修行のうち」とつぶやくことで、自分自身の考えから距離をとることができるのです。

そして、自分に「修行」というミッションを課して、心のコントロールを練習する絶好の機会(チャンス)がやってきたぞ!と、意識を切り替えることができます。

……まだこの先を読んでいないので著者の意図とズレていることを言っているかもしれませんが(;^ω^)私はこの言葉だけで光明が見えた気がします。

この書籍の大きな目的がこちら。

めざすは、日々の出来事にムダに反応しない、ストレス・悩みを引きずらない、「総じて快!(よし)」と思える毎日です。

「これも修行のうち」を合い言葉にすえて、これからの毎日を前向きな実践の場へ作りかえていきましょう。

引用元:草薙龍瞬「これも修行のうち」,KADOKAWA,2016年4月,「はじめに」のページ

これやってみたい②反応を取り除く方法

・反応し続けるかぎり、疲れは取れない

・ではどうすればいいのか。それは、余計な反応を生み出さない、シンプルな”感覚”に意識を向けることです。

・この反応をいったんストップさせるには、「感情にも思考にも、心を使わない(反応しない)」ことです。

・となれば、「感覚に意識を向ける」しかありません。

引用元:草薙龍瞬「これも修行のうち」,KADOKAWA,2016年4月,「疲れたときは感覚に帰る」のページ

HSP気質の私は、一日中多くのことに反応しています。部屋の汚れ、落ちている髪の毛、乱雑に置かれてた物、環境音、人の話し声、機械音など不快な反応をしています。

対人関係でも多くの反応をしています。
人にどう思われているか、傷つけるようなこと言ってしまったかな、調子にのっていると思われてしまったかな、スベったかな、運転中のうしろの車の車間距離に怯えるなどなど、反応の連続です。

では、感覚に意識を向けるとはどうすればいいのでしょうか?

その答えがこちら

そこで実践ですー”カラダの感覚に気付く”練習を始めましょう。
目を閉じて、次のことに意識を向けてください。

①音に気づく
「ああ、これが”音が聞こえている”状態なんだ」と、客観的に理解してください。

②視覚に気づく
「これは”見えている”状態である」と、客観的に理解してください。

③触覚に気づく
肌の感覚にも意識を向けます。

引用元:草薙龍瞬「これも修行のうち」,KADOKAWA,2016年4月,「実践その一 サティ(気付き)の力」のページ

なるほど。
これは瞑想(マインドフルネス)の原理そのものですね。

以前私が取り組んでいた瞑想は、自分の呼吸に意識を向けることでした。鼻の呼吸の感覚・空気が入る感覚や出ていく感覚・お腹の膨らみ縮みを絶え間なく意識続ける技法でした。

でも私、マインドフルネスが上手くいったなって実感したことないんですよね。効果を実感したことがなくって、モチベーションが下がってやらなくなってしまうのが今までのパターンでした。

しかし!「これも修行のうち」と思い、ムダな愚痴やためらいを排除して、自分自身にミッションを課して取り組んでみたいと思います。

これやってみたい③ムダな考えは「抜いて」消す

・最初は「考えすぎるクセをやめる」修行です。

・「雲が浮かんでいる」と言葉にしてみます。その「言葉」は、ひとつの”判断”です。ふだんの”判断”(思考)も、言葉が作っています。

・次にその「言葉」を”抜く”作業をしていきます。(次の行を声に出して読んでみてください。「・・・・・」の部分は無音・沈黙です。)

「雲が浮かんでいる」
「・・・・・が浮かんでいる」
「・・・・・が・・・・・ている」
「・・・・・ている」
「・・・・・」

引用元:草薙龍瞬「これも修行のうち」,KADOKAWA,2016年4月,「実践その一 ムダな考えは抜いて消す」のページ

おおーーー!!!!これは全く知らない知識だー!
瞑想について色んな本を読んできましたけど、これはすごく実践的でイメージしやすいです。

きっと自分が話しかけられなくて落ち込んだ時に、とっさにこれができるようになると気持ちの切り替えが早くなるんでしょうね。

いまここで試しにやってみます。

「あー。また話しかけられなかった。やっぱ駄目だなあ」
「あー。また・・・・なかった。やっぱ・・・・・だなあ」
「あー。・・・・・った。・・・・・だなあ」
「・・・・・。・・・・・だなあ。」
「・・・・・。・・・・・。」

ふむふむ!これいいね!!
言葉を抜いていくことで意味が消えて、それと同時に感情も消えていく(伴わない)感覚がありました。

人といるときは落ち着いてできないと思うけど、トイレにいったときや、一人の時に自責モード入ったらこれをやってみます!

今回はここまで。次回へ続く

この書籍とっても面白い!まだまだ取り入れたいことがたくさんあるので、次回の記事に持ち越します。

今回やってみたいと思ったことは日々実践していきますので、次回の記事は結果報告も兼ねて投稿しますね。

それでは、みなさんここまで読んでくださりありがとうございました(=^・^=)

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