蔑ろにしててごめん。

 久し振りに筆を取ってみたよ。自分ってなんだろうとか、仕事柄、他人のことばかり気にして、自分のことを省みない時間が多少、続いていて、そうしたらどんどん余裕がなくなって、円形ハゲもできたし、仕事中に発狂するんじゃないかなって思うことが増えたし、スゲー太った。

 私自身の精神安定剤が、酒と食いもんと男になり、それのどれかが上手くいかなくなったりすると私はたびたびぶっ壊れていた。たいがいは男のことなんだけど。

 なにが私を追い詰めていて、なにが私を攻撃的にさせてしまうのか。考えたけど仕事しか浮かばなくて、だけど、仕事は辞めたくないし楽しくやっているので、どうこの仕事のプレッシャーとの折り合いを付けようかと、考えに考えまくった挙句、なんにも出てこなくて考えるのをやめた。

 誰かに話を聞いてもらおうとしても、私のこの立場の苦悩は、同じ立場にいるひとじゃあないとわかってもらえない。話そうと思ってもうまく伝えられない。ただただ肯定して欲しいだけなのに、私はそれをいつもしているのに、周りにはいない。ずっとそう思い、どんどんと自らを孤独へ引きずっていた。

 そんなきもちだったのよね、今日この頃。そんなきもちだったのね、いままでの私。言っちゃいけない気がしていた、占い師だから。占い師がつらいとか言っちゃいけない気がしていた。だって、占い師って余裕があるように見せなきゃいけない職業だから。占い師って、できた人間であることをアピールしなきゃいけないと思っていたから。

 結果的に、その皺寄せが酒癖にでてしまったような気がする。なんとなくそんな気がする。そうじゃないとアルコールびたりになる理由が見つからないからそういうことにしとく。まぶたの上を切る怪我をするぐらい、のむなんて、きっと仕事の皺寄せだ。そうだそうだ!

 酒癖にでてしまったのはもういまさらどうでもいい。副産物のようなものであって。関係があるようで関係がない。そんな気がする。だってもともと、泥酔するまで酔うことはよくある。ただそのペースと回数が増えすぎてしまっただけの話。

 ちがうの。私が今回、筆を取った理由はそこじゃないの。ふらっとメンズを捕まえたとて、この世に存在している男は、話を聞くのが上手な場合であっても、結果的に方法論を提示し、私が求めるホッとするような時間を提供してはくれない。それよりも、自分はもっとつらいとか、俺はこうだとか、そもそも話を聞いてくれない。会話が成り立たない。痒いところに手が届かない。
 似たようなタイプの女性なら分かってくれるかもしれないが、いまは友人ではなく、男に話を聞いて欲しい。肯定して欲しい。ホッとさせて欲しい。そう思い、なにかしらの方法で、自分自身のことを全肯定されたい!と願った私は

 月末に女性用風俗を予約しました。

 レッツ金で解決。(私の悪い癖)

 いままで、年下のよくわかんねーマッシュボブみたいなひとしか居ないイメージだった女風、久し振りに調べてみたら「40代、おじさん」がいるではないですか!!!いちばんちょうどいい!大人の余裕もある、そして背が高い!!!(170cmの私からするととてつもなく重要)

 施術はいいから、私の話をずっと傍で聞いていて欲しい(そういう意味で、レンタルなんもしない人さんも近々レンタルさせて頂く予定です)

 私は、私の心が求めているものがついに分かった瞬間であった。どうしても、私のクライアントたちが私でするように、金で時間を買い、金で私のことを全肯定して欲しかったのだなと。(お金が掛からなければそれはそれでいいけれど、そこまで出来るメンズは本当にひと握りであるし、私の琴線に触れ、キュンとするこじらせ&さびしさ全力アピールメンズたちにはそもそもその余裕が備わっていなかった、盲点だった)

 というわけで、次回は、私が女風に行って感じたこと。そこをnoteに綴ろうと思います。

 ごめんね、わたしよ。なにもわかってやれてなくて。なんだかんだ、じぶんってやつのことがいちばん分かんねーもんなんだな。今回のことでよくわかったよ。分かんねーけどわかったよ。全肯定されたいよー、ダメなところもひっくるめて認められたいよー、ってずっとさけんでくれていたのにきづけなくてごめんね。

 わたしのなかにいる、複数人の念と傷付いたインナーチャイルド、そういう黒くてどろどろしてもやもやしたもの、わたし自身を肯定することで、あなたたちのことも全肯定してあげるね。いま、待ってて。

 その前に引っ越しだー!

nekoze.

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