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直木賞だってさ

 米澤穂信さんが直木賞を受賞したようですね。
個人的には、こういった文学賞にあまり価値を見出せないので、誰が受賞したかなどには全く関心が無いのですが、今回は好きな作家さんの受賞だったので「お!」となりました。

 直木賞がどんな作品(作家)に贈られるかは詳しくはわかりません。
当初は「新進気鋭の作家による大衆文学」というようなものだったようですが、長い歴史を経る内に権威化されてきたようで、現在では新人に限らず中堅作家の作品でも受賞するようになってます。

 直木賞の選考委員は現在
浅田次郎・伊集院静・角田光代・北方謙三・桐野夏生・髙村薫・林真理子・三浦しをん・宮部みゆき
 です。
 その内私が読んだ事がある作家は
浅田次郎・角田光代・北方謙三・宮部みゆき
 の4名

 中でも北方謙三については、デビュー作から「棒の哀しみ」まで全て読んでると思います。その後、剣豪小説や歴史小説にジャンルを移してから読まなくなりましたが。。。
 実は、高校時代の読書の9割以上が北方謙三です。通学電車や就寝前の布団の中で貪るように読んでましたね。
ついでに書くと、私の読んだ中で「棒の哀しみ」は北方作品では最高傑作だと思っています。

 歴代の選考委員を見てみると、そのほとんどが知らない人ばかり。
名前は知っているけど、その人の作品を読んだ事ない人ばかりです。
中でも読んだことある人に注目すると「現在の選考委員じゃねえか」となるという発見がありました。

そう考えてみると、好きな作家の作品が受賞するのも さもありなん と思えてきます。

受賞作の「黒牢城」は読みたいなあ、と思っていました。

基本の読書スタイルが、移動中や出先の待ち時間での読書なので、持ち運びやすい文庫化を待ってます。
受賞すると文庫化が遅れるのかな。。。どうなんでしょ。


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