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スクラムフェス仙台2024参加レポート

8/24にスクラムフェス仙台2024に参加をしてきました。
登壇レポートはすぐに作成したのですが、参加者目線でのレポートが後手に回ってしまいました。人事以外のコミュニティに出ていくこと自体が初体験だったので、簡単に記録に残しておきます。

そもそもスクラムフェス2024とは?という方はこちらのサイトへどうぞ。

当日のプログラムはconfengineに詳細が記載されています。

https://confengine.com/conferences/scrum-fest-sendai-2024/schedule

2日目はとにかく盛沢山でした。実行委員会の天野さんのnoteを見たら「やりたいことを全部盛り」の年だったそうです。実行委員の方がやりたいと思う事を楽しんでやれるのがいいですよね。

1日目

キーノート ゲヒルン代表石森氏の「すべてはおもちゃから始まる」

あの特務機関NERV@UN_NERV)のアカウントやアプリの開発をされている石森氏がお話してくださった。当日は海外出張で深夜2時にもかかわらず、出し惜しみせずお話してくださっていました。

ご本人の話し方が滅茶苦茶面白いので、時間は一瞬に過ぎていきましたが、あの東日本大震災をきっかけにどうサービスが生まれて、どんな壁があったのか、なぜそこまで突き詰めたアプリになったのか?という話が詰まっていました。

その中でやはり、聞き手としてインパクトが強く残ったのは、震災の記録を残しているリアス・アーク美術館で石森氏が出会った言葉の数々だと思います。

特務機関NERVのWebサイトにも引用掲載されている言葉の数々を、石森氏の口から語られましたが、1つ1つずしんとくるものでした。

しかしその1つ1つは意外と日頃の自分の仕事の姿勢とも紐づけられるものとも感じました。
例えば反省というもの1つとっても、嫌な過去を見返してうまくできなかった自分を見つめなければならないという見方をしたらふりかえる気にもなれません。しかし「反省とは、未来を考えること。」という言葉でとらえるとどうだろうか。
仕事でも情報を「答え」として求めにいくと、逆にうまくいかないこともあると思います。

「日本をもっと安全にする」ことを掲げている石森氏が話す言葉を聞きながら、自分自身の半径数メートルでやれることに思いを馳せる時間となりました。

ネットワーキングパーティー

そして、初日は夕方から開始だったので、残りはネットワーキングパーティーでおしまいなのですが…それはそれは緊張しておりました。 どのくらい緊張していたかというと、ほぼ飲み物以外は手を付けられないほどに緊張しておりました。
(なお翌日の昼まで引きずり、胃薬飲んで復活しました)

でも、実行委員会の方や参加者の方は、はじめて参加メンバーをかなり気をつかう仕掛けをたくさん用意してくださってました。
あとあと、「みんな人見知りなんだよー」とこのコミュニティに昔からいらっしゃる方が教えてくださって、もう1一歩自分が踏み込む勇気があってもよかったなぁと思っています。

2日目

2日目は多くのプログラムあり、目移りしながらの参加です。顔を出したプログラムにちょこちょこと感想をのこしていきます。

付箋を使ったカラオケでワイワイしましょう

これは!私のためのワークショップだ!と思って参加しました(笑)
歌うカラオケはてんでダメですが、初めてのコミュニティでどうしたらええの?という戸惑いを払しょくしてくれるありがたい時間でした。

この時間で「おれ流スクフェスの楽しみ方を教えて」と付箋を書いたら、経験者の皆さんから、ワークショップへの参加と廊下の活用を勧められました。自分の発表と被ってしまうものなどもあり、数は参加できなかったのですがどうしてそれを勧められたのかは今になるとよくわかるような気がします。

「目標」に対するマインドチェンジ~評価指標から周囲への還元に考えが変わるまで~

チームの運営をする立場になり、目標について全方位的に悩むことが増えたので聞きに行きました。
これは、チームメンバーとの同時視聴を心に決めました。滅茶苦茶いいです。

ランチ

ランチは運営の方がシャッフル企画をしてくださって、はじめましての方と牛タンをいただきました。
この機会がなかったら一緒にお話できなかったであろう方が多く、ありがたい機会でしたし、帰りの土砂降りは忘れられない記憶になりそうです(笑)

コーチズクリニック 

この方のコーチングをどうしても受けたい!と思って、なんと自分の発表直前の枠が奇跡的に取れたので受けてきました。

これは、本当に受けてよかったです。自分が何にモヤモヤしていたのかが見えたし、大きな塊だと思っていた悩みは実はもっと分けて捉えられる全然違う正体をしていることに気づかされたり…。

「半年くらいかけて自分の人事としての軸を持つと今後のしんどさが軽減されるのでは?」というメッセージは、申し込んでいた9月から始まる人事塾の参加へモチベーションをさらに押し上げてくれました。

そして、その時にコーチの方と約束したアクションを起こせるように、実際に行動に移すことができていて、本当にいい機会をいただいてしまいました。

仙台育英の監督さんがサーバントリーダーそのものだった話

登壇者の方が、社内のチームで輪読した「仙台育英日本一からの招待 幸福度の高いチームづくり」を紐解いて解説してくださりました。

このお話は、もう1回動画で見返してみたいなと思っています。ちょっと自分の発表直後で疲れ果ててしまっていたんですが、読んだ本をここまで紐解いて言語化されていることに学びのパワーを感じました。

自分に足りない踏み込み力だと感じてただただシンプルに感動していました。

番外編

開催後のごはん

ふりかえりカンファレンスの方でご一緒した方に誘われて、美味しいお寿司をいただきました。
その時に「今度参加したら、こうやって初めての人を誘って美味しいごはんでねぎらってあげてね。そしてコミュニティを盛り上げていこう」とメッセージをもらいました。

とにかく慣れない環境でずっと緊張していたのですが、改めてコミュニティの暖かさを感じるし、とにかくお寿司もお酒も美味しいしで、感動しっぱなしでした。

このコミュニティに限らず、勇気をもって扉を叩いた人のその勇気を全力でねぎらえる人間でいたいと思いました。

そして2次会でも、「ねこやなぎさん、いろんな人と交流したいんでしょ?」と席に誘導してもらったりしてフェスの時間では話せなかった方ともお話したり、連絡先を交換したりできました。

リアス・アーク美術館へ

初日に「リアス・アーク美術館に行きたいね。」という話は挙がっていましたが、あまりに遠いのでまさか行くことになるとは思ってませんでいした(笑)フットワークの軽い先輩方が、レンタカーを手配してくださり訪問が実現しました。

基本的に免許がない上、宿泊を伴う外出がしづらいのでこの機会を逃したら訪問は当面難しかったと思います。お恥ずかしながら存在を知らずに生きていました。

本当にパワーのある言葉と、展示されている被災物や写真に何を言葉にすればいよいのかわからない気持ちになりました。
それほど広大ではない展示スペースは、本気でじっくりみるなら数時間は軽くかかると思います。読み切れなかった文章は、資料を購入して帰宅後に読みました。

まとめ

参加している最中は、学びと初対面の人とのコミュニケーションに圧倒されていて、内心ずっと焦っていました。

あと、職種を超えたコミュニケーションって社外だとどうしたらいいんだろう?という不安が大きかったのですが、想像以上にみなさんが「職種は気にしなくていい」と口をそろえておっしゃっていて、本当に気にしていないことが伝わってきました。

ちなみに今回は、会社の同僚と一緒に参加していて、その同僚がたくさん知り合いの方を紹介してくださったので、その安心感はかなりありました。仲良くしてくださった方もありがとうございます!

一方でちょっと甘えすぎていたかなー。とも反省しています。
なので、早速他のイベントは同僚の参加の有無は関係なく、自分が参加したいと思ったら顔を出すことにしています。こちらでも、皆さんに良くしてくださって、感謝しかありません。

「学びを外に」をテーマに今年は活動してきましたが、このテーマを設定していた当時、人事という職種を超えたコミュニティにまで踏み込む世界は見えていませんでした。

結果的には、このアクションは自分の中の恐怖感を1つ乗り越えたような気がします。イベントに登壇している人がすごいなとか、イベントに参加している人ってすごいなって、思っているうちは「すごいな」という解像度でしかその世界を見ることが出来ませんでした。踏み込んでみた今は、もう少し解像度高くとらえられていると思います。

泊りがけになりがちなスクラムフェスは、猫の留守番がセットになってしまうので数はこなせませんが、これきりにせずどこかに顔を出したいなと思っています。

関わってくださったみなさん、運営のみなさんありがとうございました!

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