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【壱ノ怪】

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第一弾、星月ノ井、千年の刻待ち人◎10話まで無料公開◎ 教職に就く佐竹神楽は冬休みに入り、いつも通りの生活をしようとするが、怪異やお稲荷の少女に出くわし、人の人生を神に奉納する「…
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#ミステリー小説

Kagura古都鎌倉奇譚【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(12)

12:かぐら、陰陽に踊る 「益興さん、藍子さん、こんばん…」 「おお!待っていたぞ神楽君!…

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Kagura古都鎌倉奇譚【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(13)

13:かぐら、陰陽に踊る 「さて、おいでなすったようだな。藍子。小舞千。神楽君をよろしくな…

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Kagura古都鎌倉奇譚【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(14)

14:かぐら、陰陽に踊る 「こ、これは・・・ッ?!」 外に出るなり小舞千が険しい顔になる。…

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Kagura古都鎌倉奇譚【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(15)

15:かぐら、玉響に涙す 目が覚めた。 目が覚めた? 何だか体中が痛い。 重くて動かないし…

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Kagura古都鎌倉奇譚【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(16)

16:かぐら、玉響に涙す 睦月5日。 冬休み終了まであと2日。 学校は他の世界と違って、今が…

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Kagura古都鎌倉奇譚【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(17)

17:かぐら、玉響に涙す 材木座「きこり食堂」 ここは鎌倉も地元民が主に利用しているレスト…

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Kagura古都鎌倉奇譚【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(18)

18:かぐら、玉響に涙す また、長谷に来てしまった。 星月の井とはインターネットによると 極楽寺切通ののぼり口に虚空蔵堂(こくうぞうどう)が一段と高いところあり、そのお堂の手前の道の脇に井戸がある。この井戸が「星月夜の井」(ほしずきよるのい)または「星の井」あるいは「星月の井」とも云われている鎌倉十井の一つである。星月夜の井 新編鎌倉志に次のように述べています。  「昔はこの井戸の中に、昼でも星の影が見えたのでこの名が付けられた。 ある日、近所の人が誤って包丁を井戸の中に

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Kagura古都鎌倉奇譚【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(19)

19:かぐら、玉響に涙す 「待て。様子がおかしい」 烏天狗が全員をそう言って止めた。 「は…

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【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(20)

20:かぐら、玉響に涙す とうとう。 とうとうだ。 自分の冬休みは今日で別れを告げる。 自…

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