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【壱ノ怪】

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第一弾、星月ノ井、千年の刻待ち人◎10話まで無料公開◎ 教職に就く佐竹神楽は冬休みに入り、いつも通りの生活をしようとするが、怪異やお稲荷の少女に出くわし、人の人生を神に奉納する「…
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#鎌倉

Kagura古都鎌倉奇譚【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(5)

(前回のあらすじ)教職につく佐竹神楽(25)は冬休み前にひょんなことから怪異などに巻き込ま…

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Kagura古都鎌倉奇譚【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(6)

(前回のあらすじ)教職につく佐竹神楽(25)は冬休み前にひょんなことから怪異などに巻き込ま…

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Kagura古都鎌倉奇譚【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(9)

(前回のあらすじ)東京で教職についている佐竹神楽(25)は導かれた鎌倉の地で小笠原家の方々…

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Kagura古都鎌倉奇譚【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(10)

10:かぐら、陰陽に踊る 「おーい。神楽。いいのか?お前」 暫く黙っていた烏天狗が自分の背…

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Kagura古都鎌倉奇譚【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(11)

11:かぐら、陰陽に踊る 今、自宅の時計を見ると17時35分だ。 いつの間にそんなに寝てし…

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Kagura古都鎌倉奇譚【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(12)

12:かぐら、陰陽に踊る 「益興さん、藍子さん、こんばん…」 「おお!待っていたぞ神楽君!…

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Kagura古都鎌倉奇譚【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(13)

13:かぐら、陰陽に踊る 「さて、おいでなすったようだな。藍子。小舞千。神楽君をよろしくな」 「ええ」 「うん」 少しのツマミと酒で散々話していた益興(ますおき)はいつのまにか酒を飲み干してどこか天井の向こうを見ながら立ち上がって、いたって普通に彼女たちに声をかけた。 そして、当たり前のように彼女たちは返事をして藍子さんは自分の左斜め後ろ、小舞千は自分の右斜め前で益興(ますおき)さんと同じ方向を見ている。 狐少女はそのままテーブルで酒と甘味という、激烈に合わないツマミで

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Kagura古都鎌倉奇譚【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(14)

14:かぐら、陰陽に踊る 「こ、これは・・・ッ?!」 外に出るなり小舞千が険しい顔になる。…

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Kagura古都鎌倉奇譚【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(15)

15:かぐら、玉響に涙す 目が覚めた。 目が覚めた? 何だか体中が痛い。 重くて動かないし…

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Kagura古都鎌倉奇譚【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(16)

16:かぐら、玉響に涙す 睦月5日。 冬休み終了まであと2日。 学校は他の世界と違って、今が…

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Kagura古都鎌倉奇譚【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(17)

17:かぐら、玉響に涙す 材木座「きこり食堂」 ここは鎌倉も地元民が主に利用しているレスト…

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Kagura古都鎌倉奇譚【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(18)

18:かぐら、玉響に涙す また、長谷に来てしまった。 星月の井とはインターネットによると …

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Kagura古都鎌倉奇譚【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(19)

19:かぐら、玉響に涙す 「待て。様子がおかしい」 烏天狗が全員をそう言って止めた。 「は…

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【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(20)

20:かぐら、玉響に涙す とうとう。 とうとうだ。 自分の冬休みは今日で別れを告げる。 自分の冬休みの計画といえば、とりあえず一日目はゲーム三昧。 それから翌日には新学期の準備を猛烈な勢いでして、 それからあとはもう・・・ 家から一歩も出ずに新しいゲームをやりこんで、ブログにも書き込んで、 仲間内とチャットオフ会して、美味いもん鱈腹食べて・・・ 満喫!! するはずだった。 するはずだったんだ。 それが・・・ホラーに次ぐホラー。 悪鬼、魑魅魍魎、怨霊と

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