会社からハシゴを外された中年社畜は可哀想で見ていられない
半年ほど前のポストですが、目に入ってしまい気分が悪くなりました。画像の中の文章を読んでしまったのです。
この方が受け取ったメールの内容には
などの言葉が並んでおり、どうも親切心で言っているようにも見えます。
これを読んで気持ち悪くなる理由は明確です。
この人は、極めて狭い世界に生きている。
その事実が、どこまでも気持ち悪く感じるのです。
有休消化は権利であるのに、それを行使するのは下品である。
これは完全にその人の感想でしかないのですが、まるで会社を代弁するかのように言っている。それが皆の総意であると疑っていない。
大きなものと一体とならなければ維持できないほど、確固たる自我を持っていない。四方が囲われていないと安心できない。大きなものが背後にないと、言葉一つ吐くことができない。
そんな矮小な生物の言葉などどうでもいいのですが、そんなみっともなく惨めな有様を恥ずかしげもなく提示してくる行為に、ほとほと嫌になってしまうのです。
会社と自分を一体化し、より会社の代弁者として的確に行動したものが優れていると査定される。
こんなロジックは平成の終わりと共に一気に陳腐化してきたように感じます。
働き方改革が進み、突然時間的余裕が与えられました。
降って沸いた時間は、自分と会社を見つめ直す余裕を会社員に与えたように感じます。
かかっている魔法が解けるだけの時間が、会社員に与えられてしまった。
令和に入り急速に会社と会社員の関係性が変わってきたと感じるのは私だけではないでしょう。
そして、昭和脳といわれたアラフィフ以上の上司たちも目覚め始めています。
しかし、そこで問題が発生しています。
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