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旅行記 / 九州南部 各地を結ぶローカル線と山と海 (2022/10)

九州の主に南側へ、いろいろな性格のローカル線に乗ってみました。


最近は夏の大雨災害が多く、残念ながら毎年のようにどこかの路線は不通になっています。私の旅程も例外ではなくその煽りを受け、例えば2020年には九大本線の鉄橋が崩落して大変でした。

ですが!今回ついに、その九大本線に乗ることができました!ただし、その代わり(?)乗ろうと思っていた日南線は、直前の大雨災害で南郷~志布志あたりで不通に…。なかなか一筋縄ではいかないもんです。ちなみに現在2023年7月、久大本線はまたも災害でやられています。


今回はそのほか、普通列車が一日1.5往復の区間とか、大雨で空転してめちゃ遅れる路線とか、JR最南端の駅とかに行ってみました。それでは張り切ってスタート!

何に乗って、どこへ行ったか

● 主なJR路線:山陽新幹線、鹿児島本線、九大本線、日豊本線、日南線、宮崎空港線、吉都線、肥薩線、指宿枕崎線、九州新幹線
● 主に行った場所:由布院温泉、飫肥城跡、火の神公園、指宿温泉
● バランス:[観光] ・・・★・[鉄道]

◆Day 1◆ ゆふいんの森に乗って由布院観光

前回に引き続き5時台の電車で出発。そしてまたまた新大阪から西へ進んでいきました。ええ天気、このまま秋晴れであってほしいです。

初日の目玉は観光特急「ゆふいんの森」です!博多から久留米、九大本線で由布院を経由して進みます。博多からそのまま乗っても良いのですが、少しでも隙あらばケチろうと、博多から久留米までは在来線で粘りました。


ちなみに博多で豪華観光列車「ななつ星 in 九州」が停車していました。内装めちゃ豪華!電光掲示板の行先欄には「新しい人生」と書かれていました。確かに人生変わりそう。でもさすがにこれに乗るには勇気とお金が必要ですね…。

さあ久留米から念願の久大本線&ゆふいんの森に乗車!大雨で鉄橋が流れてしまい旅程も流れた2020年夏から、2年ぶりに叶いました。前面展望座席もバッチリ取れて楽しみ!

そう、ゆふいんの森では先頭で前面展望が楽しめます。運転台より少し高いハイデッカー仕様で、前にある梁のような部分が多少邪魔ではありますが、前に伸びる線路を座りながら眺められます!通路側の方がオススメ、かも。

線路の状態と車両のガタとが相まってそこそこ揺れ、床下の方ではギシギシ言っていました。いかにも年季が入っていそうな感じです。

田畑の中を単線で走っていきます。筑後大石を出てから山の方へ。カーブが多くなってきました。夜明では日田彦山線と合流するはずなのですが、全然分からず。そういえば日田彦山線は、添田~夜明の鉄路での災害復旧を諦めBRTで再出発することになりました。これもまた乗りに来たいですね。


列車は沿線の観光ポイントで徐行してくれました。二段滝の「慈恩の滝」の横を通る時には皆で撮影大会。ただ、進行方向左側からだとかなり見えづらかったです…。

停車駅である豊後森の右前方には旧豊後森機関庫が見えます!上から見ると扇形になっている鉄道遺産です。観光客も多く、皆こちらに手を振ってくれました。滝も機関庫も、進行方向右側からの方がよく見えます。

由布院の手前では臨時の25km/h制限区間がありました。8月の大雨で崩れた法面が完全復旧できていないようでした。大雨のニュースを聞いた時、また旅程が流れたらどうしよう…と気が気でなかったですが、無事に乗ることができて良かったです。


そして列車は由布院に到着!三連休の初日ながら予想していたほど人は多くない?

…と思っていたら空いてたのは駅前だけで、湯の坪街道は混んでいました。由布岳を見ながら温泉街を歩き、金鱗湖の周りも散策。紅葉シーズンは良い感じに「映え」そうな場所です。日帰り入浴ができるぬるかわ温泉は適温でゆったり入れました。写真はまとめて以下のツイートをご覧ください!

散策と入浴ができたので一通りの目的は達成。あまり食べ歩きする気分でもなく、予定より一本早い列車に乗って大分へ向かいました。

普通と特急を乗り継いで大分県から宮崎県へ

2両編成の普通列車はガラガラ。惰性走行で峠を下っていきます。

温泉に入ってリラックスしていたのか車内ではついうとうと。列車は次第に市街地に入っていきました。

1時間ほどで大分に到着。駅前に降り立つのは今回が初めてということで、ぐるっと一周してみました。うろうろしていると、謎のニワトリと金の卵の像を見つけたので写真を一枚。何やこれは…。

そして駅ビルの一階にはお子様用のミニトレイン「ぶんぶん号」。「豊後(ぶんご)」と掛けていますね!これが一階の通路をぐるぐると走り回っていました。大分駅はなかなか賑やかな空間です。

遅めの昼食に、いやもうほぼ夕食ですが、「豊後茶屋」にてとり天だんご汁のセットをいただきました。大分の名物を一挙に味わえます。美味しい!だんご汁がそこそこボリュームある。

大分から日豊本線の佐伯行きに乗って南へ進みます。実に3年半ぶりです。乗ったときは座席が埋まって立ち客もいましたが、津久見までに半分以下になっていました。

終点の佐伯から先では列車が遅れている様子でした。待ち時間があるので駅ホームを探索。漫画家の故・富永一朗先生がここ佐伯に縁があるとのことで絵が何枚か飾られていました。

佐伯から宮崎県に入るにはこの時間帯、もう特急しか走っていないので特急にちりん号に乗ります。自由席はガラガラ。9分遅れで発車しました。この日は延岡で泊まり、人生で初めての宮崎県内での宿泊となりました!

◆Day 2◆ 今日は越えない宗太郎

早朝の延岡駅が出迎えてくれます。モダンな雰囲気の駅ビルにはTSUTAYAが進出していました。

どうして延岡で泊まっていたかというと、朝から乗りたい列車があったからです。日豊本線の中でも、佐伯~延岡の全区間を通して走る普通列車は特に少なく一日わずか1.5往復のみ!今回は延岡発の普通列車に乗って、途中駅で降りてみようと計画していました。

このレアな普通列車は、車両が特急車両の787系という豪華な仕様。ただし先頭の4号車のみ乗車可能でした。非日常な体験で何だかワクワクします。乗客は10名強で、日曜日でしたが案外利用がありました。

一部の界隈で有名な「宗太郎(そうたろう)越え」というものがあります。先に書いた通り普通列車が無さすぎて、青春18きっぷで移動するのが困難を極める区間。一日1.5往復の宗太郎駅を越えて先に進めるか?ということで、18きっぱーにはよく知られている場所です。

今回はその宗太郎駅で降りてみます!一歩間違えると「終電」を逃す羽目になるのでちょっと気が引き締まります。


途中駅から高校生が乗車。え、帰りはもう普通列車ないけど…どうするのでしょうか??お迎えに来られるとしても、これはなかなか大変ですね…。

市棚を出発したタイミングで車内検札がありました。今回は青春18きっぷの秋バージョンとも言われる「秋の乗り放題パス」で旅行しています。3日間連続で使用する、普通・快速専用のフリーきっぷです。


そしてついに…宗太郎に降り立ちました!なお私の他には誰も降りず。

ベンチに置かれている石ころには駅訪問者によって顔が描かれていました。いろいろな表情と書かれているコメントが面白い。

折り返しの列車を待つ間に、駅の写真をたくさん撮っておきました。結局、秘境駅訪問者と思われる男性が一人だけやって来たのみで、ここから電車を利用する人は誰もいませんでした。寂しい。

帰りも787系です!定刻になっても来なかったのでちょっとだけ不安になりました。ちなみにこの電車は、延岡行き普通列車の「終電」です。まだ朝の7時前ですが。

延岡に戻ると、昨日も見た「新しい人生」行きの列車が停まっていました。特に狙っているわけでも何でもありませんが、これに限らず行く先々で観光列車によく遭遇します。

延岡から西都城行きに乗りました。時刻表上では可能であるものの乗換案内には出てこない、宮崎での日南線への1分乗り継ぎがどうなるのか気になるところです。出てこない理由が何かあるのでしょうか。そして旅程を崩さず進めるのでしょうか…?

日南線に乗って飫肥城下町を巡る

どこの駅か忘れましたが、やんちゃな少年らが列車を降りてそのまま線路を横切り、フェンスをよじ登って駅の外へ出ていきました。宮崎の少年は元気ですね。

都農のリニア実験線跡地にあるソーラーパネルも健在。日向新富で雨が降り始めてしまい、対向列車も少し遅れている…乗り継ぎ大丈夫よな…?


という不安は杞憂に終わり、無事に向かいのホームに待っていた列車に乗り継ぐことができました。乗ったのは日南線の油津行きです!(写真は降りてから撮ったやつです)

重厚なキハ47形が大きなエンジン音を立てながらゆったり走っていきます。久しぶりにザ・ローカル線に乗っている感じ。旅行で乗るなら良いですが、普段使いするのはちょっと不便でしょうね…。

日南線にも子供の国駅があります。これで全国の「こどものくに」駅を制覇したかも?そして内之田駅手前で見えた広渡川が穏やかな水鏡になっていて雰囲気が良かったです。


日南線にやっと乗りに来られたものの終端の志布志まで乗れないのが残念。でも今回はその代わりに急遽、日南市の飫肥(おび)を観光することにしていました!これはこれで楽しみです。

飫肥は城下町ということで、駅の佇まいもそれっぽい感じになっています。駅前の観光案内所で自転車を借りました。嬉しい電動アシスト!つい2週間前にあんなことがあったばかりですが、懲りずに出掛けましょう。


飫肥では、他であまり見ない観光マップを作成しています。「引換券付き」マップです!購入する観光マップに「引換券」が何枚か付いていて、それを使ってお店などで名物をいただけたりオマケを貰えたりします。小銭を出す手間が省けるし、ちょっとずつご当地食べ歩きができるので、なかなかよく考えられたシステムだと思います!

飫肥城址を見学してから街巡り。水路には錦鯉が!いわゆる「華やかさ」はあまりない街でしたが、ちょっと古めかしい落ち着いた感じが逆に気に入りました。おび天は素朴ながら味わいがあって美味しかったです。写真は下のツイートにまとめています。

急遽組み込んだ飫肥観光でしたが面白かったです!

観光列車「海幸山幸」から日向灘を眺める

飫肥から宮崎方面に戻ります。これまた予定変更で急遽乗ることにした観光特急「海幸山幸」号!ミュージックホーン?接近音?が本当に音楽でした。二日連続の水戸岡氏デザインの観光トレインです。車内に書かれた「海」の文字が「丹後の海」を思い出させてきますが…。

海岸沿いで見える「鬼の洗濯板」の横で一時停車してくれます。朝にも同じ区間をもちろん見ていましたが、放送があってやっと分かりました。

宮崎空港線にも乗りたいので、田吉で降りて乗り換えました。外は雨。

田吉から一駅だけ伸びているのが宮崎空港線。空港の様子もここから眺めることができます。なお、宮崎~宮崎空港は特急券がなくても青春18きっぷや秋の乗り放題パスで乗車することができます。サッと往復して乗りつぶしを完了させました。

大分は金の卵でしたが、宮崎駅前には日向夏ポストがありました。ここから日豊本線で都城方面へ向かいます。列車は西都城行き。

都城市内に入ったら雨は小降りになりました。このまま止む方向だと良いんですけどね…。

空転しまくる吉都線と全く来ない肥薩線

都城に到着!ここから吉都線(きっとせん)に乗ります。城と松を結ぶ山岳路線で「えびの高原線」という愛称が付けられています。晴れていれば車窓から霧島連山を眺められる…と思うのですが、今回は期待薄。

都城で列車を待つもなかなか到着せず。結局、発車時刻になってから来て、8分遅れで発車となりました。どうやら雨で空転していたようです。ここに来る前にも何日か吉都線の運行状況を見ていたのですが、大抵空転で遅れていました。大丈夫か??

列車は函館本線の砂原支線を思い出すようなスピードでゆっくり走ります。たぶん今も空転してる。

地元の高校生が、列車の遅さにキョロキョロしている観光客らしき乗客に「この辺は空転しがち」と説明していました。「この辺」の高崎新田で17分遅れになりました。

宮崎県は日本神話やその伝説で有名な場所ですね。高原(たかはる)駅にはこんな看板が建っていました。「神武の里」という言葉のパワーが凄い。


霧島連山は見えないままどんどん遅れが膨らんでいきます。列車は5km/hで北へ猛進!明るいうちに完乗できるはずだったのですが、残念ながら暮れてきてしまいました。最終的に終点の吉松では43分遅れ。お疲れ様でした。

ちなみに二駅手前の京町温泉までに全員降りてしまい、吉松に一人で降りることになりました。隼人方面への肥薩線の乗り継ぎは40分待ちです。


ああ、吉都線の折り返しが行ってしまった…。構内で動いている気配のある物体は私だけになりました。寂しい。

夜の雨の中、山中の乗換駅で一人待っているのは何となく心細かったです。駅前に特に何かがあるわけでもなく時間をつぶすのも一苦労でした。

嫌な予感はしていたのですが発車時刻になっても案の定、列車は来る気配もなし。JR九州のアプリを見ても走行位置が出ず、いつ来るのか不明でした。せめて遅延時分の表示ぐらいしてほしいものですが…。「運行状況はアプリで!」と宣伝しているなら猶更…。

結局もう一本後の吉都線も到着し、その後すぐに30分遅れで肥薩線の列車が来ました。とりあえず一安心です。

窓の外は真っ暗でどういう場所を走ってるのか分かりませんでしたが、日豊本線との接続駅である隼人まで山を下りてきました。そしてタイミング良く鹿児島中央行きに乗り換えることができました!これで無事に宿に辿り着けそうです。


3年半ぶりに鹿児島中央に到着!疲れてもう何もしたくない。今日も朝からいろいろありました。

観覧車は相変わらずギラギラと光っていました。おやすみなさい。

◆Day 3◆ バスに乗って枕崎へ

最終日は朝からバスで枕崎を目指します!枕崎と言えば薩摩半島の南西部にあり、北海道の稚内から繋がる鉄路の終端もあるのですが、バスで向かうという乗り鉄にあるまじき行為。いや、列車の本数が少なすぎて厳しかったんです…。

五位野付近まではJRとほぼ並走。ここから内陸の方へ進んでいきます。急に峠に入ってびっくりしていると、車窓から桜島と錦江湾が見えてきました!

海から離れると田園風景も広がってきました。内陸の街を結ぶバスでもあるので、途中のバス停で時々乗降があります。

峠を下って枕崎へ。道路はその名も枕崎かつお街道!美味しいかつお料理を早く食べたくなります。徐々に市街地が見えてきてワクワク。


そして鹿児島中央から2時間ほどで枕崎に到着!風が強い!

まずは誰もいない枕崎駅を撮りまくりました。列車が入線すると撮影大会が始まりますからね。入線してからの写真は後ほど載せておきます。

観光はどうするかというと、もちろん(?)レンタサイクルです。観光案内所で借りて出発!まずは海岸沿いを巡りましょう。


眼前に外洋が広がっているためか、密航や密輸に対する警戒ポスターが貼られていました。右の怪しい船に「HENNA FUNE」と旗が掲げられているのが味があって面白いですね。

風になびいているのは鯉のぼりならぬ「鰹のぼり」。ご当地感満点です。

火の神公園の近くまで海岸沿いを漕いでみると立神石が見えてきました!

枕崎の名勝の一つ。ただ、眺めの良い海岸沿いなんですが、道路脇の建物がことごとく廃墟になっていてちょっと怖かったです…。

指宿枕崎線とJR最南端の駅

お昼御飯は「だいとく」でいただきました。鰹船人めしかつおラーメンのセット!鰹をお手軽に楽しめる、美味しいセットでした。

鰹船人めしはお茶漬けのパワーアップ版。スルスル食べられるのですが丼にどっさり盛ってあって満腹になりました。かつおラーメンは鰹の脂が浮いていますが、見た目とは裏腹にとてもさっぱり。何杯でもいけそうです。


自転車を返すついでに案内所を詳しく見てみました。どうやらオリジナルの「駅到着証明書」があり、稚内のものとつなげて一枚にできるそう。ただし2022年度限定とのこと!さすがに稚内へ行く予定はしばらくない…。

さあいよいよ、列車が枕崎駅に到着する時間です!皆さん写真を撮りまくりでした。人の波が落ち着いてから私も一枚撮っておきます。

それでは満を持して指宿枕崎線に乗ります!海が見えるのは進行方向右側ということで、そちら側に座りました。車窓からは広大な畑と、その奥に海がバッチリ見えました。

東へ進むにつれて左右対称の山が徐々に近づいてきます。この山は薩摩富士とも呼ばれる開聞岳(かいもんだけ)です!

時間帯の加減で逆光になってしまいましたが、多少の神々しさがあって良いかもしれません。それにしても綺麗な形の山ですね。

途中の西大山駅で2分ほど停車。ここはJR日本最南端の駅として有名です!車外に出て、開聞岳を入れて写真を撮っておきました。これまた有名な構図かと思います。

これでJRの東西南北端の全駅を通ったことになりました!めでたし。東根室だけは降りられていませんが…。

駅には車で来ている観光客が多く、皆さん写真を撮っていました。せっかくなら列車にも乗って旅してみませんか?

指宿で砂むし風呂を体験する

列車の終点の指宿に到着。鹿児島中央に戻る列車への乗継待ちの間に、この旅ラストの目的を達成するために海岸へ15分ほど歩きました。

訪れたのは砂むし会館「砂楽」。砂蒸し風呂を初めて体験します!

館内で服を脱いで専用の浴衣に着替えたら海岸沿いにある砂蒸し場へ。下の写真の、筵の庇の下にあります。

砂の上に寝転んだら、上からシャベルで砂をかけてもらいます。埋められていくのが何とも不思議な感覚。砂は程よい熱さで重たかったです。

波の音を聞きつつ10分ほど入ったら、自力で砂から起き上がって館内に戻り温泉へ。めちゃさっぱりしました。初の砂蒸し風呂、面白かった!


それでは快速なのはなに乗って鹿児島中央へ。…と思っていると、線路内に大型犬が立ち入り?したらしく8分遅れで発車。昨日ほどではないものの、今回は最後まで遅れが付きまとう旅です。

写真の左側が快速のキハ200系なのですが、右側のキハ47形より窓が汚くて残念。せっかく道路より高台を走ってて桜島も錦江湾も見えているのに…。

鹿児島の市街地に入ると、市電と並走して駅間も短くなってきました。もうローカル線感はほとんどありません。そしてよく分かりませんがほぼ定刻で鹿児島中央に到着しました。


あとは新幹線で帰るのみ。九州新幹線は今回が初めての乗車となりました。どんな感じなのか楽しみです!ちなみに、e5489のスーパー早特21でかなり安くきっぷを買えます。21日前の時点で予定が決まっているならぜひ。私も今回使いました。

さて車窓は…と思って乗っていると、すぐにトンネルに入りました。出たと思ったらまた次のトンネル。そうこうしているうちに40分強で熊本に到着。わりと呆気なかった。

この日は満月で、乗っているうちに月も高く昇っていきました。指定席は「満席」という放送があったものの、結局隣には誰も来ず。無事に新大阪に戻って来て今回はおしまいです。


今回は九州南部のローカル線をメインに乗ってみました。観光特急やレアな普通列車で各地を観光できて面白かったです。九州には乗れていない路線がまだもう少し残っているので、観光と組み合わせていろいろ巡ってみたいと思います。

次は、北関東で紅葉を楽しみながら乗り鉄した話を書きます。

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