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今日の空冷〜2021/01/26〜

ゆえあってしばらくは好きな本を読んだり感想をまとめたりする時間が取れそうにない。そのため来月半ばあたりまでその日あった出来事や知ったことを書く日記を始めようと思う。一応各日の日記の最後では好きな本を簡単に紹介する予定だが、どれだけ更新できるやら。

・「“携帯電話料金の値下げ”に“5G” モバイル業界の今を知る」石川温×荻上チキ▼2021年1月19日(火)放送分(TBSラジオ『荻上チキ・Session』)を聴いた話

TBSポッドキャストがなくてもSpotifyがあれば番組のアーカイブが聴けると最近知った。しかし、これってもしかしてどちらもなくてもリンクから聴けたりする?

モバイル業界の「今」ということで、3大キャリアの値下げプランとその影響、NTTのdocomo子会社化、元ソフトバンク社員のネットワーク情報持ち出し事件、5Gの現状などが番組の俎上にあがった。いずれのニュースもきちんと追いかけていなかったため知らないことばかりである。
やはり一番気になるのは3大キャリアの値下げプランのこと。新プランはインターネット申し込みで行われるとのことで、うちの両親が無事変更できるか心配になった。コロナ対策、人件費削減のことを思えば仕方ないわけだが。ちなみにこれらの新料金プランは最大手と住み分けていた格安スマホプラン提供会社には苦しいものとなりそうだ。3大キャリアの寡占がますます進むのだろうか。

・『絶対に挫折しない日本史』を再び読み始めた件

白状すると一度この本で挫折している。私が1年で一番忙しい時期に発売したため、仕方ないのかもしれないが。

私は歴史が大の苦手である。勉強はすべて苦手なのだが、なかでも特に苦にしているのが国語と歴史なのだ。どうしても一定の日本史知識を得たいのだが、何度やっても挫折してしまう。
だからと言って諦めるのは無意味だ。まずは歴史の流れを学ぶために挫折した本から再スタート。
「人名や用語が多過ぎると覚えるのが大変」という問題意識から生まれたとにかく固有名詞に頼らない日本史の本。日本史を学ぶならまず流れからというのは受験日本史などでもセオリーだろう。しかも古市氏のどこかずれたおかしな表現がそこここにあり、勉強だと思いながら不覚にも笑ってしまう。まだ3章を読んでいる途中だが、これを読み切って弾みにしたいと思う。

・「解明・宇宙の仕組み(How the Universe Works)」が好き過ぎる

BS11で土日にやっているディスカバリー傑作選がお気に入り。特に日曜9時枠の宇宙コーナー(?)が大好きで、この日曜日のテーマは「天王星と海王星」だった。海王星の嵐の渦は大暗斑というらしい。木星の大赤斑は知っていたが、こちらは初耳。なお土星の渦はおよそ30年に一度現れる大白斑だそうな。また海王星や天王星と同じく氷の天体であろうと言われているプラネットナイン(見つかるかはともかく存在がほぼ確実視されている太陽系第9惑星の通称)の存在が示唆された太陽系誕生のシミュレーションについても触れていたため勉強になった。木星に引かれて金星とぶつかりかねなかった地球を救ったのがプラネットナイン……なのだろうか?

・今日のおすすめ

知る人ぞ知る幻の推理作家が残した密室殺人ものの推理小説短編集。カーもびっくりのボリュームの自作短編を引き合いにした密室講義が魅力である。収録される密室短編はおよそ20で、おすすめは「高天原の犯罪」。難解な言い回しゆえハードルは高いが、食わず嫌いするには惜しい内容なのも確か。文庫になり入手しやすくなった今こそ、本ミス好きはぜひ。第5回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)受賞作。

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