焦りの後に夕景を見て

 ねこっちです。昨日は、最近になっては珍しく絶不調の日でした。

 その理由は、現在受けている、ある授業のレポートが土日の間考えても分からず、いよいよ締め切りの月曜日の午後が迫っても答えが出ないので、焦ってしまったためでした。朝も早く目が覚めてしまい、朝食前から数時間考えてもその問題は分からず、焦りは募る一方で、心の中もざわつき始め、最近はこだわりがなくなって安定していた思考も悪化するのを感じたので、私は上京予定の10:00の1時間ほど前に、何を思ったのか、睡眠薬を飲んで寝てしまいました。そして、起きたのは10:00少し過ぎで、意識がもうろうとしていました。

 このままではとても新幹線には乗れないような中で、いつも私の生活をサポートしてくれる母が東京まで車で送ってくれました(私は自身の発達障害から、母の介助なしには生活ができません。母は非常に強力な私のサポーターです)。

 昨日はその後、最初の授業は遅刻したものの、午後の授業を2コマ受けました。レポートは、先生に質問のメールをし、そのうえで、分からなかった箇所には自分なりの思考過程を書いて提出しました。そして今日、レポートについて、授業担当の先生に対面で質問し、分からなかった箇所を理解することができました。そのあと、母も東京での用事を済ませ、今日の午後に母の車に乗って帰宅しました。

 帰宅途中は、渋滞や眩しい西日で大変な一幕もありました。しかし、やがて日が沈み、あたりをオレンジともピンクともつかない夕焼けが覆いました。その夕焼けは、華麗であり、そしてどこか儚いような色合いでした。目の前には、高速道路を走る車の列があり、その車列の向かう先に、その夕焼けが広がっていました。私は、母とその夕焼けの色について話しながら、母にもアドバイスをもらい、次のように短歌を詠みました。

日は落ちて 車の尾灯 続く中
 朱(あか)らむ空を 追ひつつ帰る

 私の心は、再びいつものように晴れました。レポート課題も復習しながら、合計4時間ほど、車中で思考に耽ることができました。こうして、今日は楽しい一日を過ごせたのでした。

 最後までお読みくださり、ありがとうございました。

  ねこっち

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