ネコシャケ日和

小説賞の投稿やネット小説の投稿についてのあれこれ

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最近の記事

ライトノベルの編集者と話して

 なんの因果か最近ラノベの編集者と話す機会があったので聞いたことを簡単にまとめておこうというお話。  まとめるとラノベを書く上で意識しておいた方がいいのは四つ。  分かりやすさ。  明るさ。  尖ったキャラ。  売りやすさ。  まあ当たり前と言えば当たり前のこと。  でも書く前に意識しておけば役に立つかもしれない。  当然保証はしない。  まずはわかりやすさ。  これは構成のお話。  あんまり複雑に伏線を張ったりしない。  小難しいテーマは避ける。  読みやすくシンプ

    • 小説新人賞のPDCAについて考える

       最近また地力を鍛える為に小説新人賞に応募し始めたりしなかったり。  短編だとページ数が少ないから一週間くらいで書き終わって楽だなと思ったのは成長なのか堕落なのかは分からない。  昔は短編を書こうとすると必ずページ数がオーバーしたけど、今は大体収まってくれるのが嬉しい。  エンタメや純文とかへ気楽に挑戦できるのも良いところ  さて。  小説新人賞に送ってしまったら待っている結果は二つに一つ。  受かるか、落ちるかだけ。  たまに落ちても拾い上げられるけど、それはもう受かって

      • 小説新人賞と三つの壁

        小説新人賞。 それは小説家になるためには必ず通らなければならない道―― なんてことはもうなくて。 今では投稿サイトで人気が出たら出版社から連絡が来るし、ネットで自費出版すればタダで売れるし、ツイッターの呟きが書籍化しちゃう時代。 大事なのはなんらかの形で発表することであって、べつに小説の新人賞に投稿しなくても小説家になれるステキなご時世。 なのに今でも小説の新人賞は人気で応募する人はいっぱいいる。 電撃大賞に至ってはピークで六千超え。 最近は少なくなったと言っても四千は超え

        • はじめての乱歩賞

          考えてみれば有名な賞に出したのは電撃大賞を除いたら初めて。 芥川賞とか直木賞みたいなプロの賞以外でかなり有名なのが乱歩賞。 賞金は一千万円。 二人同時受賞だと半分の五百万円。 三人だと端数の一円は誰がもらうんだろう……。 気になる……。 授賞式で戦って最後に立っていた人がもらえるのかもしれない……。 そんなおそろしい賞が乱歩賞。 ちなみにノベル大賞は見たことも聞いたこともなかったのはここだけの秘密。 はじめての乱歩賞は二次選考落ちだった。 書評がもらえなかったのは悲しいけど

        ライトノベルの編集者と話して