小説新人賞と三つの壁
小説新人賞。
それは小説家になるためには必ず通らなければならない道――
なんてことはもうなくて。
今では投稿サイトで人気が出たら出版社から連絡が来るし、ネットで自費出版すればタダで売れるし、ツイッターの呟きが書籍化しちゃう時代。
大事なのはなんらかの形で発表することであって、べつに小説の新人賞に投稿しなくても小説家になれるステキなご時世。
なのに今でも小説の新人賞は人気で応募する人はいっぱいいる。
電撃大賞に至ってはピークで六千超え。
最近は少なくなったと言っても四千は超え