思ったより思考がまとまっていない2週間目

最後に元彼と会ってからまだ2週間しか経ってないことにびっくりですが(🧠が相当混乱していたので数百年前の出来事みたいな気分)、相当数の人間と元彼について話して色んな考えを聞いたのでまとめようと思う回。

復縁したいなら一切連絡せん期間を作ったほうがいい、と聞いていたので、彼氏の最後メッセージ以来返信せんのがいいのかなあと思ってたんですが、まあ彼氏彼女関係というのは放棄して友達になりたいと言われたわけだし、そもそも病気の治療どうしてるのか教えてほしい、とは別れたときに聞いていたので「話す元気出たら連絡してね」と返しなどしてしまいました。それ自体は別にそう悪い考えではなかったと思いますが。

それに既読がついて数日してから(彼氏なんやかんや私がどうしてるのか気になってんだな…という気持ち)、セラピストと話す機会があったので、振られた2週間後の心境を聞かれて、結構自分側の反省点に気づいたというか、改めて遠距離から近距離になるというでかい変化に合わせて付き合うスタイルを変えていくことを深く捉えられてなかったなと気づきました。

あと、彼氏側からしたらその変化にうまくついていけてなかったから調子が悪化していたかもしれないのに、私がそれに気付けなかった悔しさみたいなものも感じました。私は当時は就活に必死だったし、上手くいかない辛さを彼氏にぶちまけがちで、それをきっかけに法的な関係(結婚あるいはシビル・パートナーシップ)にならないか提案したのですが、いま思うとなかなか自分勝手な考えだったなと思います。環境の変化のしんどさに苦しんでる人にさらなる将来の環境の変化を提案するって苦しみを増幅させることにしかならんかったかな、って…。

勿論、4年半付き合ってる彼女が異国の地で就活にめちゃめちゃ逆風が吹いててしぬほど落ち込んでるって状況なんだから彼氏として助けてくれや、て思う気持ちは別に間違ってなかったと思うし、今回彼氏がじっくり考えて今の自分には無理だ、って思ったから今の事態に繋がったんですが、いやしかし、いま法的な関係になることにYESが言えないからって別れる必要はあるのか?というのが未だにどうしても辛いポイントです。

正直就活のビザの件で切羽詰まってたから提案しただけで、別に私はまだ結婚にそんな熱意があるわけではなかったし、元彼がめちゃくちゃ好きなのはそうでも、ちゃんとした同棲生活送ってから結婚していいか決めたいと思ってたのは自分の方もそうだったのです。

だから最終的に私は諦めて、もう考えなくていいよ、別にキャリアにすごいこだわりがあるわけじゃないし、2年は問題なく居られるわけだから、と言ったタイミングで、元彼は私がなんでもかんでも元彼のために妥協してしまうこと、また私の期待とは裏腹に私との将来を考える気になれない、あるいは考えるエネルギーがない(これはまあ正直ずっとそういう感じだしなんか男性そもそもそういう人多くね?っていう)ことに耐えられなくなった、っぽいわけですが。

今思うと、根本的に精神病んでる人に提案すべきことじゃなかったんだと思います。元彼は7月とかくらいから半年近くなんとなく調子が悪いのが続いてて、12月に入って一旦良くなったと思ったらまためちゃめちゃ悪くなって、って感じだったわけで、いくら私がいるときはある程度元気そうに振る舞えていた、というか振る舞おうとしていた?といえど精神の調子を崩していたのはずっと変わらなかったわけだから、最初から大きな選択をすべき状態じゃなかったんだと思うし、その結果生まれた、恋愛のコミットメントをする体力がないから私を振るという決断も、正直どの程度理性的なものなのか分かったもんじゃないんじゃないかと。

勿論、近距離恋愛になってからの付き合い方には私も元彼も苦戦していて、私が元彼のペースを崩したこともたくさんあったと思うし、それが元彼の負担になっていてやっぱり離れたほうがいい、と感じた部分は当然あるのだと思います。ただ、それは学んでいくものであって、私もひとり時間がとにかく大事な元彼のストレス要因にならないために、どういう対応がうれしいかとかそういうのは積極的に聞いて学んだりしていたので、それでいま完全に諦めてしまう、っていうのは私はどうしても納得いかなかったし、でも元彼の病気が悪化しすぎてそれをする元気がなくなってしまっているというのもよくわかるのです。

一方で自分の心に重くのしかかっているのが、元彼のメンタルの調子がどんどん悪化していると気づき、それに付き合う自分の精神に限界が来た際に「お願いだから、その病気の治療をちゃんとするか私と別れるかどちらか選んで」と言ったとき、彼氏が「別れたくない」とはっきり言って、でも結局かかりつけの医者に身体的症状のみを述べてビタミン剤の処方を受けたのみでなんとか乗り切ろうとしていたことです。
私が「治療して」と言ったとき、それは身体的症状だけではなく、より状態のひどかった精神的症状でした。なので結局何の解決にもならず。その後別れずに過ごしていて、精神的症状が悪化しているのを見続けている中で、改めて「それは精神科に行ったほうがいい」と言い続けたら彼氏は不機嫌になってそれ以上会話を続けようとしないことばかりでした。彼氏の精神的症状に耐えることはできても、この抵抗はどうしても耐え難いもので、何度もそれで泣いていました。一時それでちょっとパニック状態にすらなってました。

まあ恋人に精神科なり心療内科なりに行けって言われるのはそりゃストレスなんだと思うんですけど、それにしても、鬱で数年ひきこもってた家族がいる身としては、如何に早く治療に繋げるかが大事かを知っていたし、病気に対して一人で戦うことの無謀さも知っていたし、とにかくなんとか状況を良くしてほしいと思っていたので、まじで辛かったとしか言いようがないです。

そろそろ自分が何言いたいんかよくわかんなくなってきたんですが、自分が申し訳なく思う部分と、いや元彼がどう考えても悪い部分とかなんかいろいろありすぎて、でも元彼が私の影響もあって精神をより病んだことも事実で、でも私と元彼がお互いにとってめちゃくちゃ大切な存在なのも事実だし、元彼はたしかに私を振ったけど、別れ話で動揺する私に「今の自分はいまこの関係を楽しめていないし、一人だったときのことを思い出したい」とか、「病気で精神の余裕がなくて君の求めているものを与えてあげられない」とか、「君と付き合うためには自分は変わらないといけないから離れて病気に向き合う」とか、「病気の治療がうまくいったらまた一緒になることが想像できる」とか、「連絡は絶ちたくないし、人生で君を完全に手放そうと思うことはないと思う」とかなんかそういうのを言ってきたのを考えるとなんかどうも、どうも諦められなくて辛いのです。言動より行動を見るべきってのはわかっているんですけど。元彼のWhatsAppのアイコンは私が前住んでた部屋で撮った写真のままだし、私の手元にはまだ元彼の家の鍵があるし、なんというか関係性以外はなんにも変わってないのに。

詩人になってきました。とりあえず振られて2週間と数日の私はまだ全然何も諦められてません。別に何も決断しなくていいから自分の人生に集中しろ、と色んな人に言われているのに、結局隙あらば元カレのことを考えています。限界すぎ。

まあ実は前述の結婚迫りムーブの正当性にだいぶ我ながら疑念を抱いてきたので、つい長めのメッセージで彼氏にそれは私が悪かったし、もし私にその件に関して悪いことをしたと思っているならお願いだから気にしないでください、自己満足かもしれないけれど、と送ってしまいました。これは復縁にとって悪手なのか好手なのかなんかなんも分かりませんが、メッセージ送ったことで自分の心の重荷はちょっと軽くなりました。

はやく元彼が精神的にある程度落ち着いて私と連絡する元気を取り戻してくれればいいのにな、ってとにかく思います。謝罪メッセージを機にこれ以上何も送らずにむこうのアクションを待とうと思います。あと3週間耐えたら大学院は休暇に入って日本一時帰国なのでその後3週間も精神わりと安定する説。たぶん私がイギリスに帰って来る4月半ばまでには何かしらの連絡あるんじゃないか…?とは思うのですが、まあなくてもそのタイミングで一回声はかけようかな、とか。

人生長いので、深く考えすぎずに大切な人の病気が良くなるのを待てる人間であろうと思います。

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