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【読書が最強!?】Why? 質問力の育み方

クラスメイトに聞かれました。

「授業中たくさん質問して凄いね!どうしてそんなに質問が出てくるの!?」

以前の職場でも、「いつもすぐ『なんで?』って聞いてくるよね。そんなに疑問出てくるのすごいね」と言われたことがあります。

そこで今日は私がなぜ疑問がよく浮かんでくるのかを考えてみました。

なぜ疑問が出てくるのか


疑問というのは、【自分の価値観や知識】と【出会った知識や出来事】に対するギャップから生まれるものだと思っています。

例えば、

●水道水に味はついていないのに、海水は塩味だ!なぜ?

⇒普段飲んでいる水は無味なのに、子どもの頃海に行って海水を飲んじゃった時はびっくりしましたよね。

●ペンで書いたら消せないのに、フリクションは消せる!なぜ?

⇒シャーペンや鉛筆ではなくペンなのになんで消えるの!?フリクションが出た当時はほんとに画期的でしたね。

余談ですが、留学していた頃にフリクションを使ってたらブラジルの友達に大変驚かれました。
アンタが持ってるのは魔法のペンだ!と言われました(笑)

このように、疑問というのは自分の今までの知識や経験からくる価値観と、新しく知った知識や価値観との違いから生まれます。


引き出しを沢山作る


沢山の疑問が出るということは、自分の中に知識や経験が沢山あるということ。

その知識や経験の引き出しの数が多いから、出会った出来事との比較が出来ます。

もし比較する対象がない場合はその事実に「へぇ~」といった感想で終わります。
それでは疑問は出てきませんよね。


どのように引き出しを作るのか

私が思う引き出しの作り方は3つあります。

①色々なことを経験する

経験に勝るものはないと思っています。

留学経験、外国人との交際経験、スカイダイビング、仕事、恋愛、1人旅…なんでもとにかくやってみて経験する。
チャンスがあれば飛び込む性格なので、経験値は高いと自負しています。

その経験で培った感情や出来事、思ったこと、感じたことを全て引き出しに入れてしまいましょう。

引き出しに入れるコツは、その物事について素通りするのではなく自分の意見とは何かを考えてみることです。


②ディベート、会話、他の意見を聞く

価値観を比較する上で大切なのは他の意見

人それぞれ価値観は違うので「私はこう思うけどあなたはどう思う?」という話をすることで自分の意見と比較できます。

自分はなぜそう思うのか、相手はなぜ自分と違う考えを持つのか、自分にはない価値観に出会った時がチャンス

なぜ相手がそう思うのかを考えることで今まで自分になかった視点に気づくことが出来ます。

その視点をどんどん引き出しに入れましょう。


③読書

私の趣味は読書で、15年以上の間沢山の本を読んできました。
(ニートだった3ヶ月は2週間で10冊程度読んでいました。)

読書では新しい知識が増えるとともに、作者の経験や考えが反映されているため実際に自分で経験していなくても疑似体験のように自分に蓄積されます。

小説を読めばストーリーの疑似体験が出来、ビジネスや自己啓発等その他の本は知識として引き出しに入ります。

私はこの読書こそが最強のツールだと思っています。


引き出しの数を増やすために読書が良いワケ


人が経験をするのも、他人とディベートをするのにも限度があります。

例えば、留学には多額のお金と時間が必要で、ディベートをするには相手が必要です。


留学についてこちらの↓↓記事をどうぞ↓↓


経験がしたいからといって簡単に留学が出来るわけではありません。

留学資金を貯めるために時間もかかるし、日本を離れる期間も必要です。

またディベートするには相手が必要ですが、すぐそばにいつでも相手がいるわけではありません。その方の時間も使ってしまいます。

それに比べ読書は、自分のペースで読み進めることが出来ます。

本の中には知らないことがいっぱいです。

小説では登場人物の気持ちの変化を想像しながら読むことで、他人の気持ちを思いやる気持ちを知るきっかけになります。

ビジネス本ではノウハウを学べそれが仕事にも繋がります。

教養や知識を付けることで会話のタネを作りコミュニケーションにも役立ちます。

本を読むことで、自分の引き出しにどんどん知識が貯まっていきます。


インプットはコネクトする

引き出しの作り方で述べた3つの方法(経験、会話、読書)は、1つでも十分効果を発揮しますが、3つがそれぞれ掛け算された時にものすごい効果を発揮します。

本は誰が読んでも書いてあることに変わりはありません。
文字が読み手によって変化するわけではないから。

しかし、読み手によって内容の受け取り方は異なります。

なぜか?

読む人の持っている経験がそれぞれ違うからです。

人の価値観はそれぞれなのは、育ってきた環境も成長してきた過程も人生の経験もバラバラで、価値観はその中で生まれてくるものだからです。

なので本を読んで受ける印象は自分の価値観によって意見が変わってきます

会話によって価値観の比較が出来ると言いました。
これも話す相手によって価値観が違うために新たな発見になります。
その比較をまた自分の中で考えることによって新しい視点や価値観になるのです。

終わりに

いかがでしたでしょうか?

今回この記事を書くことによって友達に聞かれるまで気づけなかった、「自分が何をどう考え過ごしていたのか」を知ることが出来ました。
今までこんなことを考えながら生きてきたのかと、自分でもびっくりしています(笑)

普段からこうやって物事を考えながら過ごしているのかというこの新しい発見は、考えることが好きな私には納得の結果です。
そしてそれが経験と知識と価値観構築に役立っていると思うと、毎日の生活が楽しみになりました!


ここまで長い文章にお付き合い頂きありがとうございました!

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