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重忠春秋ー畠山重忠終焉の地に住む

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歴史は出会い。2022年6月、万騎が原の畠山重忠遺烈碑近くにある商店街アーケードで重忠壁芝居をやりました。大河ドラマ鎌倉殿の13人の紀行に登場したあたりです。秋バージョンはケアプ… もっと読む
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#鶴ヶ峰

2023重忠イベント後記ー謎の二人三脚

2023重忠イベント後記ー謎の二人三脚

二俣川の6月といえば、鎌倉時代に武蔵武士畠山重忠が二俣川合戦で讒死した月。今年の6月重忠イベントは一週間に二回も重忠公壁芝居を展示する(要するに設営→撤収→場所を移動して設営)という想定外のアクロバティックな展開にみまわれた。一回目は地元も地元万騎が原、二回目はお隣の鶴ヶ峰。

ローカルすぎて余計な話だが、相鉄線でいうと、一回目の会場は二俣川駅から徒歩10分くらい、二度目は隣の鶴ヶ峰駅の駅ビルであ

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畠山重忠の二俣川合戦を詠むー歌絵巻「夏野の露」

畠山重忠の二俣川合戦を詠むー歌絵巻「夏野の露」

■「鎌倉殿の13人」の俳優さん来訪!
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で若手の人気俳優中川大志さんが静動に魅力あふれる畠山重忠を演じているおかげで、二俣川合戦の地元民は、ドキドキワクワクの一年を過ごしています。駕籠塚に祀られる重忠の妻菊の前のお父様と伝わる足立遠元役の俳優大野泰広さんは鶴ヶ峰の史跡を訪ねてくださいました。800年の昔この地で繰り広げられた壮絶な合戦を思い、いやが上にも縁とゆかりを感じま

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畠山重忠公 重忠伝小冊子とゆかりの地マップ

畠山重忠公 重忠伝小冊子とゆかりの地マップ

またまた畠山重忠の話です 右は没後800年に二俣川合戦の地元横浜市旭区でつくられた重忠公の小冊子です 左は今年の鎌倉大河に合わせてつくられた重忠公ゆかりの地マップです

小冊子は、1164年氏王丸(重忠公の幼名)の誕生からはじまり、1205年に二俣川の合戦で42歳の生涯を閉じるまでの物語が描かれています 挿し絵がたくさん入っていて紙芝居みたい

小冊子の表紙はなかなか渋い味わいで、重忠公が陣を敷い

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