YouTubeへの動画投稿を始めた理由

2021年の2月に入ってから、ピアノ演奏の動画をYouTubeに投稿することを始めた。
始めようと思い立ったのは、Twitterで初めて動画を投稿しようとして頑張っていた時。なかなか納得のいく演奏動画が録れなかったことがきっかけだった。

（関連記事「Twitterへの初の動画投稿について」）

とにかく、ノーミスで弾くのが難しい。練習では弾けていたはずなのに、カメラが回っているとなぜか上手く弾けない。Twitterに投稿した動画を録るまでに何回チャレンジしたか数えていないけど、かかった時間などから考えると、確実に200回は弾いているのではないかと思う。最初の音でミスしたようなケースも含めると、300回とか400回とかかもしれない。どうしてこんなに弾けないのか・・・

演奏動画をコンスタントに投稿しているピアニストさんたちは、一体どうやって動画を作っているのだろう。

何度もトライしているうちに、なんとなく、上手くいかない原因がわかってきた。
ミスなく弾きたいと思うから、私は知らず知らずのうちに緊張していた。
そういう時、練習の時に時々ミスをする箇所は、本番ではほぼ確実にミスをする。これは簡単に予想できるけれど、「練習ではミスしたことがないけれど、本番でミスする可能性がある」というような箇所も浮き彫りになるのだ、と気づいた。

なぜこんな所で！？と思う所でミスをしてしまうことが時々あったけれど、よく考えてみたら、指先に神経が行き渡っていなかったり、音をきちんと聴けていなかったり、慣れすぎて弾き流してしまっていたり・・・ちゃんと原因がある。

そして、自分の演奏を客観的に聴くことで、目指す演奏と実際の演奏とのギャップも発見できる。これがいちばん勉強になるところ。

納得のいく演奏動画が録れる頃には、確実に上達してるだろうなぁと思ったから、YouTubeへの動画投稿をやってみようと決めたのだった。

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普段はいろんな曲を練習していますが、YouTubeに上げる曲は、何かしらの思い入れがある曲に絞っています。１曲聴いてみてくださったらとても嬉しいです。
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