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将来の選択④大人とのかかわり

はじめまして、こんにちはあるいはこんばんは、ねこ。と申します。

今回は目指していた夢と少しずれた配属になってしまった頃のお話しです。
文章を書くには苦手なので温かい目で見ていただけると嬉しいです。



「あなたの配属は生活介護のサービスね」(実際はもう少し違うけど…)
えっと…ねこ。の希望は児童発達支援事業への配属が希望で………

配属発表後の何とも言えない喪失感?やるせなさ?を残して、勤務地へと引っ越し作業をしたのは今でも鮮明に覚えている。
「子ども」と関わりたいから、大学も保育士やら幼稚園教諭やらを取れる場所へ行って勉強をしたのに、「大人」の人と関わる部署への配属とは何が起きたのか理解が追い付かず、やる気100%だったこことはさっと消えて真っ暗闇に一人放り出されたような感覚に陥った。

そんなことを言いていても何も始まらないし、希望の会社に入れたわけで…何とか気持ちを上げようと必死で、その場所で働く意味を自分に言い聞かせた。
「成長した先の姿を知るため。子どもと関わった時に大人になった時の想像までできるようになるんだーーーー」って感じで自己暗示をかけまくった。
やる気は中々上がらないけれども、それでも仕事は仕事としてやらなきゃなっていう責任感だけでしばらくは動いていたかな。

気持ちの変化

少しすると、大人の人とのかかわりも面白いもので。利用者さんたちが個性的なのは勿論のこと、一緒に働く人の個性も強いのなんの。
愉快な人たちに囲まれて初めての仕事が始まったわけですよ。
最初から拠点を任されて、右も左もわからない新人だったけれど、どうしたらその人がその人らしく、日々楽しく働けるかだけを考えてがむしゃらに動いてた。
最初は信頼関係を築くことからのスタートで、その人としっかりと向き合って、好きなこと、嫌なこと、どんなことに興味を持っているのかを知ることから始まって、次第に受け入れてもらえるようになった時には、すごくうれしかったのを今でも覚えてる。

大人だから、子供だからではなく、一人の人として向き合うことはとても性に合っていて、楽しかった。

ただ、子供と関わることとの違いと言えば、成長を促すというよりも、その人元来のできることを引き出して、できることを維持していくこと。人は年を取るごとに衰えるのは道理で、仕方がないことだけれども、私の周りの利用者さんは時の流れが少し早くて、年齢よりも衰えが進みやすい部分もあって…。
子どもの可能性を伸ばして将来できることの選択肢を広げたかった思いはやり場をなくしてしまって、何とも言えない気持ちがあった。

楽しさはありつつ、元々目指していたものが、ここの場所ではできない現実にやるせなさを感じてしまったんだよね。

今回はここまで。
久々の投稿ですが、読んでくださった方々、ありがとうございました。


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