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私はコレで気分をアゲル

「気分よくいられるためにやっていること」はありますか?

それはどんなことですか?


このテーマを考えたのは私で、ゆうべverdeさんが開催してくれたオンラインサロン「大人相談会」では、7人の参加者がそれぞれの「技」をシェアしました。自分でもすぐに取り入れられそうなものから、考えもつかない方法まで。ほほうと唸ったり、マジで!?と驚いたり、中身の濃い90分でした。

「気分よくいられるためにやっていること」

逆に「気分がよくない状態」って、私の場合どんなんだろう? と考えてみたのですよ。すると答えはすぐに出てきた。「創作できない環境にいること」。
こんなふうにnoteを書いたり、漫画描いたりする時間が取れないでいると、私はなんか気分が下がる。

時間が取れない、というのにも2つ意味がありまして、1つはほかにやらなきゃいけない用事がある場合。それはもうとっとと用を片づける。集中して早く終わらせ、創作時間を取り戻す。

2つめがやっかいなのです。時間はたっぷりあるのに、創作意欲が湧いてこないパターン。なーんも書く気になれず、なーんもアイデアが浮かばず、PCの横にへばりついている猫の背中を撫でるだけ。

そんなときにどうするか。自分はダメな人間だ、枯渇した、終わった、と嘆かずに済む方法。どうやって自分を気分よくするか。

創作から離れます。私はもうきっぱりと。PC閉じて、ソファに寝転がって、アマプラで好きな映画を見る。本の続きを読む。猫と遊ぶ。脱出ゲームをやる。そうして一日をわざと無為に過ごす。ひたすら受け身。人さまが作ってくれたエンタメをただ享受する。そうやって自分を甘やかします。

一日そんなふうに過ごしたら、次の朝、ちょっとやる気になってるんですよね。消費者モードに飽きて、生産者モードに変わってる。

映画見ててもそうですが、いつのまにか私、いろんな箇所をチェックしてます。今日はダラダラする日だからと自分では100%視聴者に徹しているつもりでも、(この木の影の具合はいいな)とか(いまのカメラの切り替えかっこいいな)とか、心にいっぱい呟いてる。そういう小さな呟きが知らぬ間に溜まっていって、翌朝目が覚めたら「私も創りたい」に変わってるんです。

そんなようなことを私がオンラインで話したら、聞いてくれていた6人のみなさんはちょっと呆気に取られているように見えました。「わかるー」「私もそうしてる!」と共感の嵐かと思ったのに、「やっぱサラさんはクリエイターなんだね」と言われ。果汁たっぷりの真っ赤に熟れたつやつやのトマトの集まりの中に、割れた消しゴムが参加してるみたいなアウェイ感。私は孤独なクリエイター。

「気分よくいられるためにやっていること」

私のやり方はちょっと特殊なのかもしれません。お風呂に浸かってゆっくり過ごすとか、推しに癒されるとか、そういうのだよ。トマトのみなさんはそうやってんの。もしそちらを先に聞いてたら、私もトマト寄りの発言ができたかもしらんけど、テーマの発案者として発言のトップバッターになったもんだから、消しカスの特異さが際立ってしまった。

誰が消しカスやねん。

第32回を迎えた「大人相談会」。ちょっと久しぶりに参加して、楽しい気分を味わいました。verdeさん、トマトのみなさん、ありがとう!

最後まで読んでくださってありがとうございます。あなたにいいことありますように。