英国俳優2人のブロマンスを語り尽くす(3)
もうほとんどカップルじゃね?
なんて思えるほど仲良しの天使と悪魔。
1,000字を目安に私の推しキャラ二人を語るシリーズの3回めですよ。全10回を予定してます。
天使と悪魔のこの二人、6,000年もつるんでるので、たまには言い争いもしますが、その場では別れてもまたすぐに仲直りして、リッツで朝食なんてことになります。
短気な悪魔クローリーが、お人よしの天使アジラフェルに食ってかかり、アジラフェルが拗ねてプイッとなるのがいつものパターン。
自分の間違いに気づいたとき、アジラフェルはさすが天使、素直に謝るんですが、悪魔のクローリーはなかなかそうはいきません。
シーズン2の始めのほうで、クローリーがまたアジラフェルに悪態をつくんですね。イライラしながらアジラフェルの前から立ち去るクローリー。
しかし冷静になって考えてみると、悪いのは自分だった。非を認めたクローリーは、アジラフェルが営んでいる古書店を訪れます。(前回の記事でアジラフェルの肉体や書店は消滅したと書いたけど、復活してます。詳細は省く。ここは二人のブロマンス案件だけを書いて私が悶絶する場所なので)
古書店に入ってきたクローリーに、素っ気ない態度をとるアジラフェル。
「おまえが正しかった」とだけ言うクローリー。
それで許してもらえると思ってたのに、アジラフェルからこんなリクエストを受けます。
「言葉だけじゃダメ。正式に“ごめんなさいダンス”を踊ってよ」
「は!? 俺がそんなの踊るわけねーだろ」
「僕は踊ったよ、君に詫びるとき。1650年と1793年と1941年に踊ったよね」
「あー、もうわかったよ! 踊りゃあいいんだろ!」
アジラフェルは静かに椅子から立ち上がり、クローリーに向かって「お手並み拝見」の構えを見せます。
ここまできたら仕方ない。クローリー、覚悟を決めて踊り出した。しかも歌いながら。
“俺が 悪かった 本当に ごめんなさい”
このクローリーの短い“ごめんなさいダンス”がね。
んもう、めちゃくちゃにかわいいのよーーー!
初めて見たとき狂いそうになって、あとからこのシーンだけ20回繰り返し再生しました。
ダイジェスト貼っとく。
いまにも噛みつきそうな顔で、でも踊りは優雅なんだよね。難しい演技だと思います。
ここまでアジラフェルとクローリーのセリフなどは私が勝手に意訳してるんですが、英語の歌詞はこんなのです。
You were right
You were right
I was wrong
You were right
ちっちゃい子がお遊戯でやるみたいでさあ。
それをいつもやさぐれてる悪魔のクローリーが、アジラフェルの許しを請うためだけに歌って踊るってさあ。
もうね。
私の情緒崩壊!!
そのままぶっ倒れて天国へ直行しそうになった。
でもちょっと待って。
シーズン2の超絶ハイライトはこんなもんじゃないのよ、あなた!
全6話の最終話、エンドロールが流れる直前に、悪魔のクローリーがなんと!
……ここには書けぬ。
尊すぎて無理。
今後シーズン3へつながるストーリー展開に関わる重要な出来事なので、ネタバレ防止という意味もあるのですが、そのシーンで行われたことはね、
私のハートを強烈にぶち抜くクリティカル・メガヒットすぎるのよ!
私の体を貫く愛のプラズマ光線がそのまま地上にぶっ刺さり、マグマにまで到達して地球が爆発する勢いなんですよ、マジで。
だから書きません。地球を守るためにも。
ただひとつ。
シーズン3はbromanceからbが取れるかもしれん、とだけ言っておこう。
次回、アジラフェルとクローリーを演じた役者の、別のドラマ作品を追います。
もちろん二人の共演です。ぎゃおん。
最後まで読んでくださってありがとうございます。あなたにいいことありますように。