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僕の生い立ち1

 福岡県春日市僕が育ったのは暖かく素晴らしい小さな都市だった。

 小学生の時は結構やんちゃ坊主で友達と一緒にゲームの話だったり、放課後の遊びの内容だったり結構そこら辺にいる小学生と何ら変わらなかったと思う。

 家族を結構仲が良く父と母は喧嘩をする事は何回かあったが、なんやかんや言って笑顔が絶えない家族だったと言うことを覚えている。

 小学生の頃友達だったりとか自分の評価がどんな感じだったのか正直聞いてみないことにはわからないか結構普通に幸せだったと言えると思う。

 僕がちょうど小学校5年生に上がり夏休みが終了したわいのない1日を過ごしていたある日突然ある事件が起きた。

(中村くんはいますか?)

 クラスにやってきた学校主任の先生が僕の名前を呼んでいる。

 学校の先生が学校主任の先生に近づき話をしている姿をみながら名前を呼ばれたので僕は見ていたが、クラスの担任の先生がその時悲しそうな顔をして僕のところに近づき

 (中村くんとりあえず今日は帰らないといけなくなっちゃったから、片付けて学校主任の先生と一緒に行ってもらうからね)

 そう言われてしまった。そこからは何が何だか分からず、当時学校で行っていたテストの点数が悪かったことを考えながら、学校主任の先生について行ってきたのを覚えている。

 校庭に出ると1台のタクシーと先についてた自分の弟と一緒にタクシーに乗らされた。

 学校主任の先生が行き先を告げ、学校主任の先生との接点がなかったことから弟と話ながら母の話や父の話をしていたことを覚えている。

 正直どちらかと言うとうちの父は破天荒で父が行ってきたこと父がすごいことそういった話を学校主任の先生にしていたが、今思うと主任の先生の顔が少し不安なような曇った顔をしていたような感じがする。

 そして、学校主任の先生がつけた行き先、その場所からその地点から僕の人生のスタートが始まったと今は思う。

 

 


 

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