見出し画像

言い聞かせるための「しょうがない」を卒業しよう

こんばんは、愛です。


今日は「しょうがない」をテーマにお話ししようと思います!


あなたは「しょうがない」という言葉を普段使ったり、思ったりするでしょうか?



わたしは社会人になって、仕事でもプライベートでも「○○だからしょうがない」という言葉がだんだん増えていった気がします。

・上司に言われたからしょうがない
・これはわたしの管轄外だからしょうがない
・時間がないからしょうがない

でも、しょうがないって言いつつすごく違和感を覚えていたんです。その違和感はなんなのか?


わたしはしょうがないには2つあると思っています。


一つは本当のしょうがない。

これはもう本当にどうにもできない時だと思います。考えうる全てをやり切ったけどどうにもできない時。



もう一つは言い聞かせるためのしょうがない。

これは自分で諦めるために自分に言い聞かせるために言っている時。


わたしが感じていた違和感はこの二つ目の「言い聞かせるためのしょうがない」なんです。


わたしは理学療法士の頃いろんな、しょうがないを聞いてきたし、自分でも思ってしまうことがありました。

慢性痛じゃ痛みを取りきれないのはしょうがないよね、この手術だとこの動きが難しいのはしょうがないよね、規則だからしょうがないよね。


もちろん最初から無理無理と放棄しているわけじゃないんです。


でも、法律上の制限だったり、病院や施設の方針・規則、治療者の経験や技術、患者さんの家族や家庭状況など色んな要因があってやれることはあるかもしれないのにこの枠の中ではできない。と思った時、自分が諦めるために○○だからしょうがない。と、言い聞かせるんです。そして、それが頻繁に続くとその痛みを感じたくないから心を無にして最初から○○だからしょうがない。と言い訳するようになってしまう。


だけど、心の奥でどこか納得していない自分もいるんです。まだなにかできるんじゃないか?このままでいいのか?後悔するんじゃないか?諦めるように言い聞かせるけど諦めきれない自分がいる。これがわたしの違和感の正体でした。

ちょっと思い出してみて欲しいんです。誰かからしょうがないよと言われた時、自分でしょうがないよと言った時、思った時、心が苦しくなったり、なにか引っかかる感じがしたりすることはないでしょうか?もしあるなら、わたしと同じく言い聞かせるためのしょうがない。を使っているのかもしれません。


このしょうがないはなにが厄介かと言ったら、どんどん自分の気持ちを萎えさせてしまうんです。しょうがない、しょうがないと言い聞かせていくうちに自分にできないのはしょうがない…と自分をどんどんできない人間だ。と思い込んでしまうんです。だけど、心の奥ではまだできるかもしれないんだという自分もいて心が苦しくなる。


そんな負のループから抜け出すにはどうしたらいいか?


もう一つのしょうがないを採用するんです。


つまり、自分が考えうる全てをやり切った状態にする。全てがスッキリ「もうわたしはやり切った!その上でこの結果ならしょうがない!」という状態になるわけではないですが、それでも後ろ髪を引かれるような苦しさは減るし、自分はやり切ったっていうのは自信につながると思うんです。

と・は・い・え!!それが出来てたら苦労しないんだわ!!と思いますよね。

わたしも出来んのか?!と言われたらできるものもあるしできないものもあるなぁって思いますし、自分が考えうる全てをやり切った状態になるのはもはや最終形態かなって。


だから最初は小さいことから始めませんか?


まず、しょうがないって自分や人が言ったこと(自分なら思った時とかも)に気づくこと。なんだ簡単じゃんって思いませんか?そう、やることは簡単なんです、でも気づくのって意外と難しいんですよ。わたしはついつい忘れてて….あれ?今しょうがないって思った?ってなります。ちょっと試してみてくださいね。


次に気づくことに慣れたらなにを諦めているのか、具体的になにがしょうがないと思っているのかを書き出します。

例えばわたしが勤めていた頃でいうと、仕事で残業になるのはしょうがない→定時で帰ることを諦めている、治療後のカルテの記載が終わらないことがしょうがない。

これが書き出せたら、本当はどうしたいか、自分になにができるかをあげていきましょう。

本当は定時に帰って友達と美味しいもの食べにいきたい!できることは、カルテに書く内容をある程度決めておく、治療中にメモ書きしておく、集中して書く、カルテ記載の時間を増やせないか上司に相談する。


で、これが最終段階です!これならすぐ、簡単に自分でできるじゃん。ってものからやってみましょう。

わたしなら「カルテに書く内容をある程度決めておく」が一番すぐに簡単にできるかなと思いました。最初からあれもこれもにすると途中でしんど…ってなるので最初は無理せず一つずつでいいんです。

これが「カルテ記載の時間を増やせないか上司に相談する」なんて最初に選んじまった日にゃもし上司に食い気味に「無理」とか言われたら絶望しかないのでね。この選択肢は最後の関門です。


こうしてしょうがないと諦めていたことができるようになったら、他にもできることが増えるし自分に自信が持てるようになる。そうしたら、それまではこの選択肢は無理だなと思っていたこともできるようになってくるんじゃないでしょうか。


でも、もしかしたら周りのしょうがないよに負けてしまいそうになるかもしれません。わたしも何度もしょうがないか….と諦めてしまったことがあります。だけどそんな時、一人でもしょうがなくないよね、ちょっとやってみようよって言ってくれる人がいれば頑張れたんじゃないかなって思うんです。


だから、もしあなたが応援してもらいたいなと思ったら信用できる人に応援してもらうのがいいと思うんです。わたしが相談にのることもできるのでどうしよう…と、悩んだら公式LINEからご連絡くださいね。一緒に言い聞かせるためのしょうがないを卒業しましょう!


公式LINE
https://lin.ee/4mXR3Kp

twitter
https://twitter.com/ai_magichour

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?