モンゴル人のやさしさにふれた日
(この記事は1,611文字、読み時間2分30秒です)
ちょっと嬉しかったので、noteに残します。
過去記事に書いた通り、今月モンゴルに行きます。
モンゴルの起業家と会うにあたり、日本のビジネス環境を紹介しようと思っており、友人と色々調べて30ページの資料にまとめました。当然ながら、日本語なので、これをモンゴル語に翻訳する必要があります。
通訳を介して説明すれば良いのかもしれませんが、どれだけ時間が取れるかもわからないし、日本語だと、起業家が自宅に帰ったときに資料を振り返ることもできない。自分が逆の立場なら母国語がありがたい。
そう思って、翻訳に手をつけた。
まずはgoogle翻訳。
よく出来ているとは思うけど、モンゴル語の精度はわからない。せっかくの資料が伝わらないのは、相手にも失礼なので、翻訳サービス会社を調べる。
相場1文字15円。5,000文字ぐらいあるので、75,000円・・・・。
今の自分に、払える金額ではない。。
次、クラウドソーシングで、依頼する。
中々返事がこなくて焦り出す。見積もり先を3件に増やして待つ。
3日後、ようやく1件返事来た。しかし、納期1週間以上かかるとのことで、実習に間に合わない。。
残り2件は応答なし。ログインしている形跡がないので、きっとアクセスしなくなったのだろう(最近のサービスは出品者の最終ログイン日が表示されている)
妙案が浮かばず、困っていたが、ふと思った。
モンゴル料理店に行こう!
きっとモンゴルの人がいるのでは。翻訳は難しくても、料理食べて、モンゴルの歴史とか文化を聞けると良いな。無謀だけど行ってみよう。
そう思って即行動。都内にあるモンゴル料理店を調べて、飛び込んでみた。
店内に入って、料理を頼む。羊肉入り春雨炒めと、羊の野菜スープ。
お、羊の味がする。懐かしい。
店員さんと会話している中で、モンゴルから肉は輸入できないことを教えてもらった。モンゴルから肉を輸入する場合、厚労省が認可している工場じゃないとダメらしい。モンゴルはまだ発展途上国なので、設備的に日本のレベルには追いつかないのだろう。昨年行ったので想像がつく。
帰る前に、店員さんに日本語をモンゴル語に翻訳できないか聞いてみた。俺じゃできないとのことで、裏からモンゴルの人を呼んできてくれた。
事情を説明する。
今月モンゴル行きます。そのとき、この資料をモンゴルの人にお渡しをしたいのですが、翻訳がうまくできるか心配です。googleで翻訳して持ってくるので、合っているか確認して頂けないでしょうか。
すると笑顔でこう答えてくれた。
「良いよ!」「完璧にはできないかもしれないけど、やってみるよ」
え、ほんとにーーー??嬉しいーーーー!
聞けば、ちょうど今月モンゴルに行くらしい。
この方の空いている時間を聞いて、アポ取得。
後日、お店で教えてくれるとのこと。本当にありがたい・・・・涙
その後、LINEと電話番号を交換する。
一緒に、google翻訳が、どのぐらいの精度か試してみた。
例として「ショッピングセンターにある店舗の商品は、コンセプトや、出店者によって異なります」において変換したところ、出店者は「店員」と変換されていること、コンセプトという言葉は何のことかわからないと教えてくれた。これだと通じないかも。そして横文字通じないんだ。。
やっぱり、確認して良かった。
このままgoogle翻訳で出していたら、ゴミ出しているのと同じだったかもしれない。
それで、最後に、翻訳の謝礼を決めようと、お支払いの話をしたら
「お金はいらないよ」
って。えええええええ???
初対面の人間に、別日で時間を取ってくれるだけでなく、お金はいらない??そんなことが起るのか??
とは言え、当日、今一度お支払いのしようと思うけど、この方のやさしさに感動している自分がいた。。ありがとうございます。。。
行動して良かったです。。このお店来てよかったです。。
以上、モンゴルのやさしさにふれた日の話でした。
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まとめ
・外国の翻訳ができなければ、翻訳したい国の料理店へ行こう
・モンゴル人の半分は、やさしさでできている
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