プレゼンテーション1

【続】町工場の娘が麻生首相に懇願!心から「伝えたい」と思うのに、それを抑制する必要があるのか?

昨日は、
工場を営む家の次女として生まれ、32歳(主婦)の時に突然、父親の後を継ぐことになった女性経営者、諏訪貴子(本人)さんの奮闘記を一部ご紹介しました。

数年前にこの本読んで「町工場の娘」に興味をもち、著者が行う講演会にも参加しました。
2時間ぐらい話していたかと思いますが、話上手で、あっという間に終わったのを覚えています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
人が初めてやるとき
「大勢の前で話すのは恥ずかしい」
「話し下手、書くのも下手だからうまく伝えられない」
ためらうする理由は様々ですね。
そんな時、私は実体験を基に、こう話す。
「小さな勇気と行動が人生を変えますよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

さて「私の人生を変えた小さな勇気と行動とは何か」

麻生首相のころに、官邸で中小企業の補助金に対する意見交換の場がありました。
そこには、商工会議所や、役所の重要ポストの方がゾロゾロいて、モノが言える空気じゃなく、流れ作業のように会議が終わってしまいました。
これじゃ、一生後悔すると思って、麻生首相が席をたってドアを出ようとしたときに言ったんだって。

「首相!いまの補助金は、中小企業に対する補助金で、私たちのような零細企業には適用されないのです!だからこう変えてほしい!」

SPに取り押さえられるほどの勢いで想いの丈をぶつけた結果、麻生首相から「わかった、改善する」と言ってもらい、実際に政権が民主党に変わったときでも引き継がれて、改善された。

そのあと本にはこう書いてあります。
---------------------------------------------
「首相に直訴するなど「図々しい」「身の程知らず」と思う人もいるかもしれない。
だけど、心から「伝えたい」と思うことがあるのに、それを抑制する必要があるだろうか」
----------------------------------------------

確かにーーーーー!
と思いましたよ。
忖度して、心に思ってないこと言ったりするより、よっぽど誠実ですね。
心に嘘付かず誠実でありたいです。

それから。
父親がなぜ著者を「貴子」と名付けたかも、本の最後で明らかになります。
親の想いも十分伝わってきた良書でした。



この記事が参加している募集

最初にサポート頂いた記憶は一生の想い出になります。頂いたサポートは、2倍にして、たくさん行動している人や、応援したい人に使って報告します。