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私はかなりの金槌だ。
あ、金槌というのは“泳げない”ということ。


陸上競技、駅伝、空手などスポーツは得意
なはずだが、水泳だけは特に苦手だった。



「溺れる」
という感覚がどうしてもあって、
水の中でバタバタしてしまう。
ビート板や浮き輪がないと無理だ。


溺れる ということに恐怖はないが、
もし 溺れて誰にも助けて貰えず溺死
してしまったらどうしようという妄想が
私の頭の中を埋め尽くすのだ。

溺死はかなり苦しく、
発見される遺体の状態が良くない
と書籍やネットで調べたことがある。


溺死だけは避けたい。


溺れる で思い出したが、

抗うつ薬を投与したマウス
抗うつ薬を投与していないマウス

水が入った円筒型の容器に入れ、
泳いで移動している時間を計測する
実験の記事を読んだことがあった。

この実験は、
強制水泳 (Forced Swimming) という
うつ病の絶望モデルとして知られているらしい。


わたしの記憶が正しければ、


抗うつ薬を投与されたマウスは
溺れないようにもがき続け、


抗うつ薬を投与されていないマウスは
序盤は溺れないようにもがいたが、
途中からもがくことを諦め、
水面にぷかぷかと浮き始めた。


わたしがうつ病になったばかりの頃は
抗うつ薬を飲んでいたが、もういまは
飲んでいない。副作用がかなり強くて
いろいろな抗うつ薬を試したが断念した。


マウスの強制水泳実験の記事を見て、
溺れないようもがき続ける人生より、
水面にぷかぷか浮いている人生の方が
気楽に生きられるのかもしれない
と思ったのだ。


希死念慮とは、死ぬまでの付き合いに
なりそうだから上手く乗り越えていきたい。


長文駄文だけど
最後まで読んでくれてありがとう。



2024.05.10
overkill


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