趣味のはなし
こんばんは。
夕暮れの時間が遅くなってきました。もうすっかり春ですね。
さて、今日は趣味のはなしを。
私はよく、将来は(ここでは勉学だったり、就職的な意味で)好きなことをしなさい。と言われてきました。
私の好きなものは、趣味の絵描きやスポーツ観戦、楽器演奏です。でも、それらは私の大学での専攻とは全くかけ離れています。
大抵、大学までで学んだことや経験を生かして就職をします。私もおそらくそうなると思います。
となると、私は何になればいいのでしょう。
なんで好きでもないこと学んでるんだ、とみなさん思われると思います。専攻が全く嫌いな訳ではないのです。
勉強という括りの中なら、その分野は面白いと感じます。でも、どこかで勉強が好きだと自己暗示して新しい自分を作っている気分になってしまいます。
なぜ1番に好きなものから逃げるのか。
というのも、私はどうも好きなものが大切すぎるみたいで、傷つけたくない思いが先に来てしまうみたいなんです。
中学生のころ、大学に行かずにイラストの専門学校へ行ってみようかなと母に言ったとき、「お金にならないことをするな」と言われました。瞬時に私の夢は夢ではなくなりました。
やりたいことは、消えました。
親は多分そんなこと覚えていません。たまにあなた何になりたいのよと苦言を言われます。
いつだか親戚にも、大学生になったんだからやりたい職業を見つけないとね、と口々に言われました。押し付けがましくて、嫌な気分でした。あんたたちにもお金あげるから黙っててよ、とでも言ってやりたいような笑。
兎にも角にも、私は一瞬でも自分の大事なものが何者かにズタズタにされてしまいそうと感じると、途端に身を引いてしまうんです。中学生の時でなくても、言ってきたのが親でなくともこうなるのは時間の問題だったと思います。
好きなことが心の支えだから、その支えが無くなったら私は多分生きる意味をなくします。
なので、今雑誌やらネットやらで夢を実現だの謳っている広告を見ると、寒気がします。本当にそんな人で溢れているんだとしたら、生きづらいなとさえ感じます
だから、私はある程度第二の自分が興味を持てる職種について、程々にお金を稼いで、趣味を一生懸命愛でる日々を送ることになると思います。
それが世間から見て負けになるのかは、正直わからないです。負けず嫌いなので、絶対に間違っているなんて言いませんけれど。これが私の選択だと、胸を張って生きてやりますよ。
結論、世の中のお仕事至上主義がちょっと合わないなあ、という話でした。
もちろんそうではないと思われる方もいらっしゃると信じています。ただ、こういう風に社会を見ているどこぞの若者がいるんだと認知していただければ、それでいいのです。
私のnoteは、そのためにあるので。
お読みいただきありがとうございました。また近いうちに。
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