はじめまして!
猫宮もちこと申します。

電算写植 → DTPデザイナー → グラフィックデザイナー → ディレクター → 取締役役員
と教科書通りのスキルアップをしてきました。

1980年代までは印刷物は、写植・ライター・デザイナー・製版と分業されており
1990年代からそれらをMacで一貫してできる時代に突入し、
そこから一人にかかる負荷が一気に加速してきました。

朝まで仕事は当たり前。
もちろん残業代はなし。
技術は教えてもらうのではなく見て盗む。
そんな教育方針。

それでも楽しく、いろんな事を覚えていき
スキルアップしていく自分が好きだった。

「こんなに頑張っている自分」に酔っていたのかもしれない。

平成に入り、労働基準がうんぬんと叫ばれる時代に入り
昔に比べたらかなり良い労働環境にはなってきていると思う。

でもまだまだ過酷な業種ではある。

デザイナーと言えば、華やかな世界を想像しがちだが
現場は果てしなく泥臭い。

デザイン会社を5回転職した中で
とてつもなくブラック会社にあたってしまったことがある。

一か月の残業時間230時間。
47連勤、監禁、暴力・・・。

何度も飛んでしまおうと思いました。
何度も自殺しようと思いました。

結局飛ぶこともなく、自殺することもなく
その会社を辞め、元気に暮らしています。

このブラック会社にいた期間は2012年~2018年の6年間。
現在もその会社は存在しています。
その会社でワタシは取締役役員まで昇りつめました。

そんなブラック会社で、人が人としての姿で取締役役員まで
昇り詰めることができるのでしょうか?

ブラック会社とは、働いている人達が創り上げていくものだと、
今振り返ると思います。

もしかすると、あなたもブラック会社を創っている
ひとりかもしれません。

そんなブラック会社は少しでもなくなれば良いと思い、
このnoteを立ち上げました。

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