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副業ライター時代に大変だったこと。不器用な私のライティング事情

こんにちは。

前回はたくさんの方にnoteを読んでいただき、ありがとうございました!
嬉しい反応もいただき、2年越しに書いてよかったな〜としみじみ思っています。

さて、前回ちょっと恥ずかしい経歴を読んでいただいた方はご存知だと思いますが、私は副業WEBライターが出発点です。

副業ライター時代は、どんなことが大変だった?
初心者ライターで苦労したことは?

こういう類の話は、ゴロゴロあります笑

そこで今回は、副業ライター時代に大変だった話を時系列でまとめました。
「こんな感じでやってる人もいるんだ」と、1つの例としてお気軽に読んでもらえたらと思います。

ライター1年目「案件獲得は難しい」

実はライターとしての初仕事は、文字単価1円の教育系の体験記事でした。
自分のスキルと需要が合致する案件にわりと早く出会え、想像していたよりもスムーズなスタートが切れたことを覚えています。

前職の保育職では、書類(クラスだよりとか)や保護者とのやり取りで文章を書く機会があったからか、当時のクライアントさんからは「丁寧」という評価をいただきました。

しかし、初案件以降は、案件が獲得できない日々が続きました。

10件くらい提案したら、1つ2つ承認してもらえるところでしょうか。
提案&落選を繰り返す状況に現実の厳しさを感じるようになりました。

※「提案」とは、案件獲得する(仕事を得る)ために必要なアクションで、経歴や経験、熱意などを自己アピールして仕事を獲得します。書面上のオーディションのようなものです。

当時の私は、提案することに高いハードルを感じていました。
提案するって、どんな作業内容かを判断し、どんなクライアントさんかを見極め、さらに文字単価や文字数などを考慮するというタスクが必要です。
さらに、クライアントさんが「お任せしたい」と思えるような提案文を書くことが求められます。

自己肯定感もあまり高くないし、こんなにやりたい人もいっぱいるのに、自信を持って提案するのが正直苦手でした。(営業が向いてないタイプ)
職種によっては当たりの仕事にはなりますが、私の場合はそうした流れに慣れるまでにそこそこ時間がかかりました。

時々、どんどん提案をするライターさんを見かけましたが、すごいな〜と指をくわえて眺めることも。(現在でもガツガツ提案系ライターではありません)
その違いには、経験やフットワークの軽さなどもあるでしょう。

また、運よく案件を獲得できても継続する案件はほとんどなく。
初心者ライター時代は、構成、文法、言葉選びなども話にならなかったことも言うまでもありません…苦笑

さらに案件も選びすぎる傾向もあり、そこも自分の欠点でした。

1年目に限らず、副業ライター時代は時間があっという間に過ぎていきました。
ライター開始して半年後、「ライターに向いてないな」「私には副業は無理だったのかな」と思うようになります。

そこで次は、開設後放置していたブログの記事をいじってみることに。
ブログはライティングの練習もかねて記事作成を中心に作業しました。収益化も目指して勉強はしましたが、収益にはつながりませんでした…笑
ただ、ブログ運営の実務的な方法がわかるようになり、今ではムダじゃなかったなと感じます。

ライターが個人ブログを運営しているだけでも、案件獲得に有利になる場合もあります。絶対やらなきゃいけないわけでもないですが、勉強目的として開設するのもアリだと思います。(KW選定、入稿などにも役立ちます!)

ただ、もっとライターに力を入れていればよかったという反省点も。
初心者ではブログとライターを同時に抱えるより、どちらかに決めて全力でやったほうが結果につながる速度が速いと思います。

ライター2年目「スキル不足」

もはや「初心者」とは名乗りにくい2年目。

ブログから脱した後、ライター業を少しずつ再開しました。
自分がライターが向いてるかどうか、本格的に実感する時期にそろそろ突入します。

実は2年目に入ってから、クライアントさんとのよいご縁がありました。
よいクライアントさん(相性がいいというか)との出会いは、ライターを継続するうえで大切な条件の1つです。

ちなみに依頼内容は、文字単価1円の商品紹介記事案件。

要望と自分の成果物がそこそこ合致していたのか、高評価をもらえたのを覚えています。(誠実な印象のクライアントさんでした)
さらに私自身もSEOの知識を実践できるようになってきて、ブログ経験も活かされたように感じました。(収益化できていませんが←2回目)

とはいえ、消耗する案件が中心で(いわゆる奴隷案件)、このままでいいのかと疑問も抱くように。周りを見渡すと、文字単価2円、3円に上がっていくライターさんも少なくなく、自分自身のスキル不足を痛感しました。(遅い)

3年目に突入する前には、安定して仕事をもらえるようになっていましたが、WEBライターの文章スキルを積み上げる必要性を感じるようになります。

ライター3年目「常にぶつかるのは時間の捻出」

そこで3年目は、収入アップを目指しました。

自分の文章力の課題も見え、本を読んだりライター講座を受けたりとライターとしてのスキルアップを図ります。

しかし、常にぶつかるのは「時間の捻出」でした。

「副業」ということは、「本業」もあります。
本業もおろそかにしたくない気持ち、子供との時間もしっかり取りたい罪悪感など、常に「時間という制限」がつきまとっていました。

案件獲得、作業時間に加えて勉強もするには時間が必要になるのに…
もどかしい気持ちと葛藤しながら、苦戦する時期でした。

ありがたいことにいくつかご依頼をいただいていましたが、執筆する時間が追いつかず、質が落ちることもありました。(これは要注意です!)
すると、継続案件がパタパタと白紙になり、足音を立てるように継続依頼がなくなっていったことを鮮明に覚えています。

ただ、ライター講座を受けたことはよい転機でした。

そもそも、ライターの文章力は基礎スキル。
リサーチ力、情報の整理、構成など、どこまで読者目線で落とし込めるか。
そしてクライアントさんの要望以上の成果物を納品できるかが大切です。

そのために必要なスキルをプロから教えてもらうことで、安心してライティングに取り組めるようになりました。
ライティングの基礎をもっと早く学んでおけばよかったのは、言うまでもありません…

ライターに必要なスキルの勉強は、1年目に必要な経験だったという反省点も見えてきました。
やっぱり、ライティングは立派なお仕事。スキルがなければ成り立ちません。
これまでの自分のやり方は、結果がすべて証明していたのも明らかでした。

4年目を迎える結論「なぜライターやってるの?」ってこと

なんだかんだで、そろそろWEBライター4年目を迎えます。
4年目を目前にすると、どうしても思ってしまうことがあるのです。

それは、「私はなぜライターをやっているの?」ってこと。

スキルアップ?お金のため?子供のために在宅で稼げるようになりたいから?
正直どれも当てはまりますし、初心者のころはわりと安直な気持ちではじめていました。

ただ、最近実感するのは「ライターとしてどこまでできるか挑戦したい」気持ちが大きい。そこにはスキルアップもしたいし、在宅でも稼げるようになりたい気持ちもあります。
そしてWEBライターの仕事に慣れてきて、ようやく道筋が見えてきた感覚もあります。

また、これまで何かを乗り越えたときには、新たな問題とぶつかってきました。
ライターに限らずですが、新しい壁とぶつかるのって精神的な負担が大きいですよね。

そうしたときには、継続するための原動力が必要です。
私にとっては「挑戦」が原動力になっています。


ライターのみなさんは、どのような原動力をお持ちでしょうか。
また、今の道を目指す目的は何でしょうか?

今回は自分語りのような感じになってしまいましたが、こんなライターもいるよっと知っていただけただけでも嬉しいです。

不器用な私は、人一倍遠回りしているという自負があります。
もし、WEBライターで遠回りしている自覚のある方や、初心者ライターの方の参考にしていただけたら幸いです。

今回は長くなってしまいましたが、
最後まで読んでいただきありがとうございました。


それでは、また書きます。

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