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「君の見ている世界は」

日本には娯楽が多過ぎる。
だが、それは人間活動の営みを形成するには申し分ないのだ。

国が変われば人間性や歴史、文化、娯楽も違う。
2018年10月。インドネシアを訪れた筆者の一眼レフのファインダー越しに写るのは、海の波打ち際で戯れる子どもたちだ。子どもたちの目には何が映っているのか。娯楽なんて必要ない。海と遊ぶ仲間がいればいいのだ。そこに打算なんて必要ない。そんなことを想起させる。

人種・性別・経済的格差・社会的地位、雑多に混在する世界に一筋の光が「視えた」ような気がしたのだ。