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ダナンの白い巨像

滞在6日目の午前。

朝食をとり、近所のカフェでコーヒーを飲んだ僕たちは、でかけることにした。

前日にホストファミリーのナさんが、アパートに置いてあるバイクを好きに使っていいよと言われたので、僕たちは今日バイクででかけることにした。

アパートの玄関にはバイクが二台置いてあった。

一つは宿泊しているドイツ人のカップルが使っているらしい。

彼女がもう一つの古い赤いバイクを道路脇へと動かした。

その間、僕はなれないヘルメットの金具の取り付けと格闘していた。

なかなかはまらない。

見かねた彼女が、僕をひき寄せ、一回でパシッと金具をとめた。

彼女:「準備OKですか?」「出発しますよ!」

僕は彼女の腰に手をやり、しっかりとつかんだ。

僕:「大丈夫」「OK」「行こう!」

本日の目的地はリンウン寺だ。

*リンウン寺とはダナンのビーチから見て西の半島にある仏閣で、遠くからでも白い像が確認できる。その像はレディ・ブッダと言われ、毎日多くの参拝客が訪れる。

僕たちはまずビーチへと向かった。

彼女:「どうですかバイク、気持ちいいですか?」

僕:「風が気持ちいいね、最高!」「ビーチもきれいだよ!」

ダナンの美しい海を眺めながら、白い像を目印にビーチ沿いを走った。

途中、海に船が何隻もとまっていて、砂浜では網を引いて漁をしている人達がいた。

彼女にバイクをとめてもらい、僕はその風景を写真に撮ることにした。

僕:「うん、美しい、絵になるな笑 」と一人で写真を撮っていると、彼女に早くしてくださいと怒られ、ゆっくり眺めたい気持ちをおさえ、彼女のバイクへと戻った。

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リンウン寺までダナンの街からだいたい20分ぐらいかかる。

途中山道をのぼりずっとまっすぐ一本道なので迷うことはないだろう。

なんせレディ・ブッダが常にこちらを見ているから笑

タクシーで行く場合はレディ・ブッダと言えば、目的地まで行ってくれる。

峠をバイクでのぼっていくと、右手側にダナンの海と街が一望できる。

僕のお気に入りのスポットだ。

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僕たちはリンウン寺のふもとに着き、道を左にそれ急な坂をのぼって行く。

途中、バイクが古いせいかスピードがでず、彼女に歩いてくれと言われ、しかたなしに300mぐらい急な坂を歩いてのぼることに。

ゼーゼー言いながら、バイクの駐車料金を払っている彼女のもとへ。

彼女:「おつかれさまです、大変でしたね」

僕「・・・・・・」

駐車場脇に大きな階段があり、見上げると立派な門が見える。

門の前で写真を一枚とり、門をぬけるとそこには広い庭園があり、奥には立派な仏閣が見える。

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たくさんの人達が参拝していた。

僕たちも参拝しようと、本堂に入ろうとクツを脱いでいたら、一人の僧侶のかたが僕に一枚の布を渡してきた。

彼女に聞くと、素肌を出したまま入れないらしい。

その時僕は短パンだった。

僕は借りた布で足元を隠し、無事に参拝することができた。

その日はとても暑く30度ほどあり、彼女は暑さでダウン、近くのベンチの木陰で20分ぐらい休憩した。

休憩の後、僕たちはレディ・ブッダのある場所へと向かった。

到着した。僕たちは足元からレディ・ブッダを見上げた。

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その高さは67m

ビーチから見たその白い姿は、目の前でみるとより白く、そして巨大だった。

青空に白い像がよく映える。

僕たちはその大きさ、美しさに圧倒された。

僕たちはきた道をそのまま戻り、ダナンのアパートへと帰ることにした。

彼女が暑さでヘロヘロだったので、途中にあった屋台で休憩することにした。

サトウキビジュースをいただく。

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何度飲んでもサッパリしておいしい。

アパートに着くと彼女は「もうムリ、たくさん運転したからもうヘトヘトですよ」とすぐベッドにダイブした。

暑いなか長い運転ありがとうございました笑

ゆっくりやすでください。

四コマ マスク完成