読書メモ:メン獄『コンサルティング会社完全サバイバルマニュアル』(文藝春秋)
※途中までです
メモ(個人的解釈部分有〼)
速さの担保
一つの作業ロットは2hにする
上司の意図とのズレを最小にし、手戻りの無駄を防ぐ
20分以上手が止まるようであればインプット等方法を切り替える。
タスクの完成形イメージがついた状態で手を付ける
その仕事の目的は何か
必要なインプットとアウトプットは明確か
作業手順は明確か
提出前に誰の確認が必要なタスクか
タイムラインと優先順位は明確か
いつまでにどうなっていればよく、他のタスクとの優劣はどうか
当面は1タスクにかかる時間を計測し、把握する。
改善にもつなげる
仕様書や提案書を拠り所資料として把握する
品質の担保
ケアレスミス・チェックリストを作成し、自分でチェックをしてから提出する
以下を意図しているかをチェック
読み手は誰か。理解度はどれくらいの人か
読み手の人格を宿せるか
読み手が知っている情報が資料にどれくらい含まれているのか
読み手にして欲しいリアクションは何か
期待するリアクションに十分な情報が載っているか
まず宿題を片付ける。そして付加価値をつける
会議設定はスピード勝負。すぐ抑える
必須/任意出席者の把握
アジェンダ把握
会議時間把握
場所と必要機器の把握
投影資料準備者、レビュー者、レビュータイミングの把握
イレギュラーがある場合(会議室が通常と違う等)は、入念に周知
No Surpriseの徹底
集合知の活用
テーマの王道を語れる人が社内のどこにいるか把握する
ヒアリングする場合はほしい答えを明確にしておく
顧客はなぜ情報が欲しいのか
この情報は顧客にどう使われるか
上記2つを満たすにはどのような情報が必要か
すでにある知識は流用し、顧客にとって使える部分と使えない部分を見極め、どうアレンジすべきか考えることに時間を使うべき
コンサルタント的思考
診断型(課題特定)のPJTなのか、治療型(施策検討)のPJTなのか
論点は明確に
解がある問いか
その問題を解くと誰が何を得られるのか
議論に適切な単位なのか
仮説の出し方
5分で思いつく仮説の書き出し
時間を区切って本を読む
定性的に検証(人に聞く)
データで定量的に検証
大規模に施策化
(上記の各ステップで1工程目に戻る可能性あり)
顧客を理解する
顧客に関する本は3冊は読む
最新トレンドを把握する
日経の電子記事の用語検索やタグ機能
資格は思わぬところで仕事を救ってくれる武器になるので取るべき
マクロに把握するには政策や管轄省庁の動向、分科会の資料
ミクロの把握
自分の生活にどう関わっているのか観察
現場の顧客同士のパワーバランスを観察
顧客のパーソナリティを把握(ネトスト的な)
レポートラインの把握(誰は誰に報告しなければならないのか)
決算期のサイクルや意思決定プロセスの把握
自覚的に進む
キャラは積極的に売り込む(自己ブランディング)
アウトプットに対して上司等から反対があっても簡単に引き下がっては行けない(簡単に引き下がるようなクオリティで出してはいけない)
ベストであると考える理由を説明する
変化を売っている事を自覚する
感想雑記
どこをとっても参考になる本だったが、個人的には著者のエピソードこそが本質のように感じた。このようにもがいた人がいるということ。それを自分と比べることに意味がある。
個人的には上記2つの一節が心に残った。徹底し、手を抜かない。しかし、漫然としない。このバランスを身につけて謙虚に進みたい。
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