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掃溜めの備忘録(日記)

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掃溜めの備忘録 #5

掃溜めの備忘録 #5

2024/07/19(金) 最果タヒも、大森靖子も、米津玄師も、言葉の可能性と拡張性を見せてくれるから好きだった。本質的な抽象語に拡張性の本質もない。本質はいつも具体的で些末なほんの一箇所の言葉に宿る。
 私の文章はそうではない。言葉に実験性も生活もない。生活に根付かぬ(正確には根付いているが自分でしか分からない)言葉。もっと言葉を羽ばたかせるには、想像も創造もしないといけない。

2024/07

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掃溜めの備忘録 #5

掃溜めの備忘録 #5

2024年7月6日(土) 悪口は美味しいかい。

 露悪的(というか、実際は"的"なのではなく実際そうなのだが)な人が面白がられ重宝される事があるが、よくわからない。殊に職場では。悪口やら非難が仕事を円滑にするんだろうか。

 僕の趣味を、多くの人は知らないし共感しないだろうから、カラオケは苦手である。好きな曲を周りで知っている人は少なく、初見で確実に良さが伝わるわけでもなく、然し傷口と混然一

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掃溜めの備忘録 #4

掃溜めの備忘録 #4

2024/06/30(日) 社会学徒の基礎的な動作の一つに、個人が自由意志で選択したと思い込んでいるものが、実際は社会がそうさせたものではないかという疑いを持つことがあると思う。勿論、極端な社会決定論に陥ってはならないが、多くの病理は実際は社会による苦しみなのに、自己の選択として、自己責任論の中で個人が悩むことによって生じる。適切に社会の、多数派の責任を問うていく。社会学が好きな学生がいるのはそう

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