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猫又と僕の対話篇

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猫又と僕の対話篇
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僕、「バベルの塔を作ると最初に言い出した奴はとんだ阿呆だ!タイムマシンができたら…

 鬱蒼とした木立が行く手を黄泉の如く思わせる急な石段を降っていくと、そこが猫又堂である。…

猫又堂
3年前
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猫又は紅茶をいれつつ、人間の五感を憂う。

 私は猫又である。名前はもうない。  猫又というのは妖怪である。日本古来の妖怪で、尻尾の…

猫又堂
3年前
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僕、『第一阿房列車』を買い損ね、本を買うことの難儀さを猫又に愚痴る。

 鬱蒼とした木立が行く手を黄泉の如く思わせる急な石段を降っていくと、そこが猫又堂である。…

猫又堂
3年前
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端書 猫又堂にて

 鬱蒼とした木立が行く手を黄泉の如く思わせる急な石段を降っていくと、そこが猫又堂である。…

猫又堂
3年前