ワイン畑で働いてみた in オーストラリア
あの広大な地のオーストラリアでも、色々な畑仕事があって、イチゴ、リンゴ、バナナ、などなど、、、
季節や、州や地域によっていろいろあります。
その中でも、2年目滞在のために仕事を探していた時に、人つてに教えてもらったワイナリーでの畑仕事。
朝早くまだ日が明けぬ暗いうちに起床して、朝5時には、ワイナリーが働き手を募集しているエージェントオフィスに集合。
そこには、沢山のワーホリでやってきた人たちが集まってくる。
それぞれの割り当てられたワイナリーへ出発するまでの間に、作ってきたサンドイッチを食べる。
私は、車を持っていなかったので、持っている人が、持っていない人たちを乗せてワイナリーへと向かう。
車の中で、少しずつ日が昇り朝が明けていくのを感じながら、
朝早くてまだ眠くても、到着したら、さっそくお仕事だ。
割り当てられるワイナリーや区画によって1列の長さが違うけれど、長いと言って帰ってくるのに、2時間かかるときもあった。。。
(私は遅い方でした(笑))
南半球の秋にあたる3月ごろは、収穫の時期になる。
2人一組で、垣根の裏と表から、ブドウを取り残さないよう収穫していく。
エージェントにもよるかもしれないけれど、点呼の後、自分の番号が振りあてられて、その番号が書かれたカードを数十枚渡される。
ぶどうのバケツがいっぱいなると、そのカードをさして、そこにおいて置き、新しいからのバケツを取って、また、そこがいっぱいになるまで、ひたすらブドウを取り続けます。
収穫後は、まずは、枯れた葉っぱたちをブチぶちと取っていって、最後は綺麗な枝だけにします。
枝だけにしたら、今度は、来シーズンのために、出てくるぶどうの芽をつむものと、残す場所を教えてもらい、切って行きます。
他のワイナリーでは、手動・・・はい、普通のおおきな剪定ばさみで、切れなかったので、本当にありがたかったです。
普通の剪定ばさみじゃ、本当に先に進めなかったと思います。
ただ電動でも、腱しょう炎になるという。。。(笑)
ひたすら毎日切り続けると、普通に生えている冬で葉の落ちた大きな木を見ても、剪定のことを思い出し、
あぁ。。。これは、もう職業病だと思いました。(笑)
とはいえやっぱり、畑は好きでした。
自分が世話をしているこの木から、ワインができるんだと思うと、とても楽しみで仕方なかったです。
冬は天気が荒れる日がちょこちょこあり、なんだか急に風が冷たくなったと思ったら、いきなりの雨は日常茶飯事。
雹が降ることも結構ありました。
雨の中では、作業を進めることもありましたが、さすがに雹が降ってきた時は、車に戻って、止むまで待ちました。
また、場所によってでしたが、ほとんどの場所では、トイレに行けないのと、南半球の冬にあたる時期の剪定の仕事でなる腱しょう炎は、一番つらかったです。(笑)
仕事は、結構過酷でしたが、ワインを飲むより先に、毎日表情を変えて飽きさせない畑の美しさを知りました。
たぶん、同じ仕事、もう一回やれるよ!といわれても、やらないと思うのですが(笑)
このような経験ができたこと自体、本当に貴重でした。
また違った形で、ワイナリー畑やワインと関わる機会があったら、いいなと思います。
農作業というのは、ワインだけでなく、本当にハードな仕事だと思いますが、
それでも、あの大きな苦労があって、人の手にまで届くんだと考えると、
本当に感謝ですし、大切に楽しんでいきたいですね!
ワーホリに興味がある人は、こちらへどーぞ(=^^=)ฅ
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