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転んだのに

出勤前に公園のベンチに座っていると
近くの灰皿の掃除に来ていた御年配の女性が
よろけて転んでしまうハプニングがあり
ああ!!っと思って
立ち上がったけど

しばらく眺めている自分がいて
女性は立ち上がって仕事を続けた

すごすごと座って

この場合どうすべきだったのか
なぜ駆け寄らなかったのか
自己嫌悪におちいり

大丈夫でしたか?と声をかけたら

あーーー!!大丈夫じゃねえ〜(方言)
関節がわり〜んよおおー(悪いのよ)
と元気いっぱい返事がきて
なんと素敵な人なんだと
感動したわけですよね

そこからは
病院に行ってきた話と
社長に休みもらう話と
今朝は痛み止めを2錠飲んだ話と
どこがどのように痛むかの話を
30分くらいして颯爽と去って行った

たまたま財布の中に
痛みに効くシールを持っていた為
(長くなるから割愛)
それをプレゼントしたところ
ご機嫌さんで
ありがとなー!と言って
お別れしたけど

だけどやっぱりあの時に
駆け寄るべきだったなと
勇気を持てなかった自分は
カッコ悪かったです

次こそは
誰か転んだら
すかさず駆け寄る
必ずだ


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