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脚本に多大な影響を与えた3人の友人

酒場SF映画「REUNION」監督の北御門です。今日は、映画シナリオに多大な影響を与えた3人の友人の話をしたいと思います。

1人目は、共同脚本の片山祥文さん。お互い10代最後~20代初頭の頃(だと思います)、学生ビデオ映画祭で知り合いました。今回の脚本では、主にミカとエモチンの会話、ラーさんとシンジョ―の会話パートなど、重要なシーンの執筆を数多くお願いしたほか、脚本全般にわたり、よきアドバイスをもらいました。

2人目は、撮影監督でもある羽崎友康さんです。プロジェクト初期のころから脚本を何度も読んでもらい、「この世界では、この人はこうふるまわない」という、ある意味監督のイメージを超えた助言をもらいました。一番印象に残っているのはエモチンがミカを「ミカさん」と呼ぶようになったことです。当初脚本ではエモチンはミカを「ママ」と呼んでいました。羽崎さんのアドバイスが、「エモチンは、ミカさん、と呼んだ方がしっくりくる」というものでした。これは本当に、素晴らしいアドバイスでした。

そして3人目が、築地魚河岸「栗辰」マスターの前田晃明さんです。映画冒頭の以下のテロップの考案は前田さんによるものです。

“ゼロポイント・フィールド”
時間と空間の概念を超越し、すべての意識と現象の源となるもの。
素粒子がつかさどるこの場所に、一軒の酒場があった。

前田さんとは昼の仕事(広告制作)で長い付き合いで、かねてからブレードランナーやスターウォーズなどSFに造詣が深いことで意気投合していました。今回のシナリオでも特に「REUNION」の世界観を形作るうえで、ゼロポイント・フィールドをはじめとした多くの示唆・助言をもらいました。映画をより良いものにしようという“前向きなアドバイス”に助けられ、勇気をもらいました。

5月GW、その「ゼロポイントフィールド前田さん」と映画の世界観を語るツイキャスをします。よかったら見に来てください。メイキング(制作裏話)とはまた違う、「REUNIONサーガ」の一端を共有出来たら幸い・・・五体投地です!
(5/3夜配信予定・詳細は近くなりましたらお知らせいたします!)

酒場SF映画「REUNION」監督・脚本 北御門潤

かんとくチャンネル

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