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この世に存在しない商店街、『八倉商店街』

こんにちは、遠藤描記氏です。

架空の商店街にまつわる物語と、架空めぐり日記を始める前の設定構想紹介です。

お暇がありましたら、どうか覗いて行って下さい。

空想が浮かぶようになったのは、広島県にある広島本通商店街を小学生の時に通り、そして今年に大学生になって数年ぶりに今年の夏に一度通った際に、『巨大なアーケード商店街』の魅力と共にアレコレ想像が浮かんでくるようになったんですよね。

そこで昭和レトロな雰囲気に、そして妖の類も商売を営み、商店街独自の自警団も居る世界観に魔改造致しております。
妖怪といっても、自分は人型を留めた者を考えてます。妖怪ガチ勢の皆様申し訳ないです。

八倉商店街ってどんな所?

八倉商店街。八倉の読みは"ヤグラ"。
それは北門・中央部・南門と縦長く歩道が続き、全長3.5kmを誇り、徒歩で1時間半以上はかかる程の超巨大商店街。

中央部には路面電車が商店街の東西を踏切で横通り、各所に車道の大通りがあるため横断歩道が設けられている。
想像だと広島本通商店街の横断歩道と同じ感覚。
何よりもこの商店街の頭上は、ほぼ全ての道にアーケードで覆われているため雨天でも傘無しで非常に楽々!
そしてアーケードの下に延々と吊るされた提灯の、夜の朱色の灯りの雰囲気の良さも、この商店街の醍醐味でもある。

和洋中華問わず広がる屋台や飲食店、本屋、絵画・雑貨・文房具店、土産屋、歌舞伎、クリニック、写真屋、ジャンク屋、占い・手相、神社やミニシアターまで。挙げると尽きないのだ。
この商店街に不足している物を見つけるのは逆に困難であろう。
中央部の中心部には、浅草の雷門のような巨大提灯が吊るされており、この商店街の名物かつ象徴である。

この商店街は巨大さ故に治安維持を目的とした自警団が存在する。

その名は『八倉自警団』。

警棒、刺股、拘束縄を装備し、北門南門の門番、横断歩道に各所待機所が存在し、最低でも2人組で巡回警備を行っている。
警察とも共同連携を取り、犯罪者を確保した場合は拘束後、引渡しという流れである。
十年前は自警団員の横暴さが発端の不祥事が多発していたが、最近は真っ当に治安維持に貢献している。
もちろん、道案内等の対応もしてくれるので困ったら巡回中や待機中の自警団員に聞いてみよう。

なんちゃってあらすじのお時間。

『八倉商店街南門前交番』
八倉商店街前の交番に構える妖警達は制服を身にまとい、拳銃と警刀、を手に日常と非日常に挟まれた任務を遂行する。
吸血刀、神隠し、魑魅成敗、交番放火未遂と八倉商店街でも起こる数々の事件、そして津駕汽隊と名乗る不穏集団──
~人物~
成塚隆也 垂れ折れた耳が特徴の狐警察官。ヘタレ気味
庵豪堂司 提灯頭で図体がデカい警察官。脳筋気味
木島咲綺 鬼面を腰に下げている女性警察官。
その他

『八倉自警団』
北と南に伸びた大規模な商店街、八倉商店街。巨大さ故に治安維持を目的として創設された八倉自警団は門番、巡回を怠ること無く行う。
矢で破壊される提灯、品物を強奪する餓鬼集団、知を持たぬ化け物魑魅の出現、そして津駕汽隊と名乗る不穏集団──
~人物~
鳳甲斐高丸 鴉の翼が生えた南門部自警団員。
狗井圭人 片腕だけで刺股を操る南門部自警団員。
東野哲樹 普通の南門部自警団員。
その他団員
風鈴売り 低身長で包帯だらけの謎の男。

『八倉商店街・空想めぐり』
私、遠藤描記氏が空想の商店街を巡ろうの嘘日記。
紙幣が湧いて出てくる魔法のガマ口財布を持って、奇妙な店やらの浪費巡りをして行きます。
ただそれだけ。何やら物騒な噂があったりして、事件に巻き込まれるとも限りませんが、まあ楽しく巡っていきましよ。



最後まで読んで下さりありがとうございました。
次回を御楽しみに。多分、また会う日まで。

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