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平凡な毎日が奇跡であると、改めて教えてもらった事

昨日もお伝えしましたが、後輩の訃報が届きました。

私はある部活で、特待生として強豪校へ入学しました。

当時は、今では信じられないぐらい体罰も暴言も横行しており、強豪校ともなれば、それはそれは厳しく辛いものでした。

顧問も先輩もおっかなくて、私は絶対後輩に優しくしようと思っていたので、後輩とは割と仲良くしておりました。

そもそも先輩後輩という関係自体が苦手だった為、友達感覚でワイワイと過ごしておりました。

先輩後輩の垣根を越えて、愚痴を言い合ったり慰め励ましあったり。

バカやってゲラゲラ腹抱えて笑ったり。



今回訃報が届いた後輩とも仲良くさせてもらってました。


色が白くて、いつもほっぺがほんのりピンクで、笑顔がとてもキュートだった彼女。

大人しいタイプではなかったけど、でしゃばるわけでもなく、誰にでも好かれる子でした。


強豪校だけに、各地から生徒を集めておりましたので、彼女も遠く県外から来ている子だったので、卒業後は疎遠になってしまいました。

そして何十年ぶりかに届いた便りが、まさかの訃報。


長く長く闘病していたとの事。

やりたい事も見たいものも、まだまだあったはず。

大切な家族を残す心配と共に人生を歩んで行けなかった悔しさは、どれだけのものでしょう。

どんなに想像しても図り知れません。


人は、親しい人の死を目の当たりにして改めて気付くものなのだと実感しました。

今ある日常が奇跡だという事。

健康である事は当たり前ではなく、ギフトであるという事。

「さよなら、また明日ね」という何気ない挨拶が絶対ではない事。

大切な事を教えてもらいました。


頑張ったね。
おつかれさん。

ゆっくり休んで。

また会おう。


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