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明けましておめでとうございます


        本年も宜しくお願い申しあげます。

    この1年、動物たちのために手を携えて参りましょう!

                  一般財団法人ネコイコネ 橋本磨季

能登半島地震に遭われた皆様方には心からお見舞い申し上げます。

まだまだ余震の続く中、東日本、福島の災害を思い起しました。
あれから年月が経っているとはいえ関東地方含めいたる地域の災害の危機が叫ばれるなか犬猫等の防災の備えはいかがでしょうか?
環境省_報告書等「人とペットの災害対策ガイドライン 災害への備えチェックリスト」 [動物の愛護と適切な管理] (env.go.jp)

今回の能登半島の災害を見て、 新潟県 備えよう  ペットの災害対策【新潟県動物愛護センター】
が参考になると思いました。というのは新潟県では中越大震災、中越沖地震を経験したからです。

ペット同行避難所運営マニュアル  270644.pdf (niigata.lg.jp)          
1  同行避難できるようなペットのしつけ
2  避難所で暮らすための健康管理
   【不妊去勢手術】がしてあること
3  災害に備えて準備しておくこと
          
中越沖地震被災動物支援活動の記録(2007年)-参考
  1 県では被災した動物やその飼育者の支援を行うため、被災により
    飼えなくなった動物の一時預かりを実施       
    県内の動物保護管理センター58頭・匹
    2か所の保護管理センターに動物飼育用のユニットハウスを設置
  2 動物飼育に関する相談
  3 支援物資の提供
  4 避難所での動物支援
    2007年7月20日までに、全避難所(72か所)の巡回、11箇所で
    動物の飼育確認、随時巡回
  5 仮設宅での動物飼育支援

動物が不明になったり避難所での繁殖の可能性や興奮状態など少なくとも飼い主のいる犬猫の不妊去勢手術は最重要な課題ではないでしょうか?
動物愛護センターでの収容数は限られております。自宅の復旧には時間もかかることから室内から飛び出た犬猫は前例の東北などの震災でも繁殖、餓死で運よく飼い主に戻った例は限定的ではなかったでしょうか?
この経験は今、身近に起こることとして考えねばなりません。
少なくとも犬猫の災難、被害は最小限にとどめるにはまず避難所で適応できるよう飼い主のいる犬猫の不妊去勢手術の徹底が最優先に必要です。放浪の状態になれば飼い主のいない犬猫となり繁殖し悲惨な最期を迎えたり環境の悪化という2次被害を生じます。今まで災害時の犬猫の不妊去勢手術についてあまりクローズアップされませんでしたが今回の震災を教訓にして飼い主のいる犬猫の不妊去勢手術の徹底を加速する必要があります。これは飼い主のいない犬猫も平時において不妊去勢手術は特に喫緊の問題でもあり行政主導でお願いいたします。
  


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