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名作映画を見よう / アンタッチャブル

正直、こんなに面白いと思わなかった。

階段の銃撃シーンやエレベーターのメッセージなど、いくつかの印象的なシーンは知っていたが、そのイメージからクライムアクションというイメージだった。

恥ずかしながら、禁酒法時代の話ということも知らなかったのだが、ギャングを追いかけるはぐれものたちの戦いに一瞬たりとも目が離せなかった。

最初ははみ出しものたちの負け戦、国境で捕まえるシーンは西部劇さながらの快活劇だし、そこから襲われ始める捜査チームの様は重厚なサスペンスだ。

強いて言うなら、先述した階段のシーンがドラマチックすぎるくらい。

そして、何より超豪華な俳優陣。絵面だけでも見応えがある。個人的にはショーン・コネリーがやはりかっこいい。

なお、この話が実話が元ということで、モデルのエリオット・ネスについて調べてみたのだが、あれだけ取り締まっていたのに、後にアル中になっているわ、あれほど大事にしていた奥さんとは別れているわで、映画の格好良さはなかった。

破産して露頭に迷っていたたころ、この話の執筆依頼があったそう。


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