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親孝行

「親孝行って、何したらいいの?」

先日、小6の次男が私に聞いてきました。
机の上を見ると、宿題のよう・・・。

卒業文集で将来の夢を書くことになったらしく、そのうちの一つに「親孝行もしていきたい」と書いたみたい。

でも、親孝行って何をしたらいいのか分からなくて、書く手が止まったようでした。

(もうそれだけで充分親孝行だよ!!(泣))

「毎日元気に、健康に、楽しく過ごしてくれてたら、それが充分親孝行やで。」

と、そんなことを私が次男に言ったら、次男はなんだか嬉しそうに、ちょっと恥ずかしそうに笑ってた。



それを私自身が実感したのは、昨日のこと。

仕事が休みだったので、実家に少し顔を出しに行きました。
父は一人暮らしをしています。
祖父母が亡くなり、一人娘の私は嫁ぎ、これからは夫婦2人の生活・・・というときに母がガンになり、59歳で亡くなりました。

父は今、73歳。
自営で今も仕事をしていて、無理だけはしないようにと細々と続けています。

帰り際、
「今もあそこでなんとか続いてるんやな。」
と父が言いました。

「うん、なんとかね。厳しい世界やけど、続けていけそう。」

そう私が言ったときの、父のホッとした笑顔を見て、大人になった今も父に心配をかけていることを感じました。

「こっちのことは気にせんでいいから、無理せんように。お父さんはちゃんとやってるから。女一人なんやし大変やろうけど、体気をつけなあかんで。体強くないんやから、無理したら絶対あかんで。」

行くたびに、帰り際父はいつもそう言う。

足腰が弱らないように、毎日スクワットをしているらしい父。実践して、お正月にみんなの前で見せてくれた笑
一人でも家事をきっちりして、部屋も綺麗に整えている。

来週、私が平日休みのときに回転寿司へ行こうと約束をした。
昨日は急に私が誘ったから、さっき食べたとこ(11時くらい)だと言って行けなかったので。

実家帰り、私は一人回転寿司を満喫しました。
普段は頼まないデザートも♡

スイートポテトがほんのり温かくて、優しい甘さで、心も体もとっても幸せになりました。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


今朝、手に取った本。

ニューヨークの美しい人をつくる
「時間の使い方」 エリカ


親孝行とは、親が誇りに思える子供でいること。
それは、有名になるとか、お金持ちになることではなく、一生懸命生きていること、幸せに楽しく元気に生活していること。


私の母は早くに亡くなって、何もできなかった後悔が今もあります。
でも、今わたしが精一杯生きて、幸せに暮らすことが親孝行になるのなら、今からだってできること。

そして、私の人生のスローガン。
「本当に大切なことを大切にする人生にしよう」
は、自分にとって大切な人を大切にできる人生を送ることだと思いました。

そのためには、まず自分が自分を大切にしなきゃな、とも。
私を大切に思ってくれる人は、私が元気であることをとても喜んでくれるから。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今日がみなさんにとって、素敵な一日となりますように♡

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