〔詩〕あんパンをあげる
あんパンをあげるよ
ふわっふわで
ほんのり温かくて
ほどよく甘いこしあんの
頭がぼんやりするのは
糖質が足りないから
良いことなんて無いと思うのは
美味しいものを食べていないから
騙されたと思って食べてみて
ちょっとだけ幸せになれるはず
1個が無理なら
半分でも食べて
ほら、私と半分こ
あんこが多い方をあげる
美味しい?
美味しいよね
このパン屋さんは最高なんだ
その笑った顔がいい
顔色まで良くなって素敵
あんパンをあげるよ
あなたが泣きそうなときや
あなたが前を向けなくなったとき
えっちらおっちら駆けつけて
こんがり焼けた
まあるいあんパンをあげる
あのヒーローの真似をして
あなたを笑顔にしたいんだ
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