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出張でもデスクトップVRでのVRChatをあきらめない人のためのnote

Hello, NekoDOS.
この記事は家のゲーミングパソコンを出先から起動して、出先のVRゴーグル(Oculus Quest2)を使ってなんとか出先デスクトップVRでのVRChatができないかを試行錯誤し、なんやかんやで結構簡単にできたので記事にしたものである。
とりあえず九州-東海でもUdon Saberできたしいろんな集会にもVRで出れたので、ここに備忘録として残すものである。
あと金額で考えると、出張先にゲーミングパソコン搬入するストロングスタイルのが合ってる人もいると思う。まあそこは人それぞれっすね。

最初に:必要経費

残念ながらこの手法ではいくつかの必要なアプリや機材が要る。おおむねの総額は安くて1300円、高くても10000円行かないくらいだろうか?
とはいえお金がかかることをご留意。

最重要:ネット環境

ネット環境はめちゃくちゃ大事だ。これがダメだとそもそもの計画自体がご破算と知ってほしい。
ネット環境は、ゲーミングPC側およびQuest側でそれぞれ50Mbpsはほしい。
出先ではそもそもどうにもならないところかもしれないが、とりあえずSpeedtestを走らせてみてほしい。
一応、Quest側でspeedtest計測時にMAX 20Mbpsとかでも行けなくはなかったが、結構映像がっくがくで実用的ではなかった。

Virtual Desktop(必須)

Quest用アプリ。設定は詳しく書いてくれているところ参照。ここでは詳しく説明しない。
ただ、Streaming設定の、VR Bitrateはご自身の環境に応じて下げることを推奨。僕はとりあえず50MBps出てても20-30MBpsにしておいた。それでも画質きれいだったし安定してたし遅延もなかったので。

アレクサ(モデルは何でもいい。推奨)

何に使うかというと、出先にて自宅のゲーミングPCをオンするのに使います。詳しくはやはり詳しく説明してくれているところ参照。

出先でスマホのアレクサアプリを開いて、任意のワード(僕の場合「パソコン付けて」)をいえば自宅のゲーミングPCが自動で起動するという形。
アレクサ君嫌な人は、何かしらほかのものが使えると思う。Switchbotの物理ボタン押してくれるやつとか。まあ手段は人それぞれあるだろうしお任せする。

ホテル用ルーターなど、5Ghzでの接続が可能な機材

回線品質はさておいても、5Ghzとかが使えるルーターがあったほうがいいかもしれない。なんかVDくん2.4GhzのWiFiつなげてるとかたくなにPCを見つけようとしないことがあるので…。
あと、レオパレスのレオネット君を筆頭に、2重ルーターにしないとVDできない謎仕様があるかもなので、もっとくことをお勧めする。

とりあえずホテルは有線させるところを選んで、自前ルーターを繋げるのがいいと思われる。(なお通信速度はまちまちなのは仕方ないが、それでもホテルのフリーWi-Fiよりは確実にマシと思われ。予約時に聞くのもありかも)
あと、最後に書いて申し訳ないが、携帯のテザリングだと僕の場合は上手くつながらなかったことをメモ書き程度に書いておく。
5G回線がつながるところだといけたのかもしれない。

ホテルなどでの実際の運用

  1. インターネット環境を用意する(Questとインターネットを繋げる)

  2. スマホでAlexaにパソコンをつけてもらう

  3. ちょっと待ってからQuestでVirtualDesktopアプリを起動する

  4. なんかホテルでも自宅PCにつながるので、SteamVRを起動し、VRChatを起動する

  5. 楽しむ

  6. 終わったら、VirtualDesktopで自宅PCの電源を落とす

なお、箱コンなどをもっていけば、自宅のPC内のゲームを出先でも遊べる。
(Questと箱コンをBT接続、SteamVRを起動する代わりにやりたいゲームを起動する)
ADVゲーなら箱コンなどもいらないけどね。

まとめ

大体こんな感じ。出張中でもVRChatガッツリやりたい狂人や、そもそも出張先にゲーム機もってくのもなぁって感じのカジュアルゲーマーにもおすすめ。
なおこちらでは特に大きな遅延を感じなかったが、ガチゲーマーとかだと気になるかも。

あと、万が一何かしらのエラーが起きた時用に、シンテレワークシステムなどをPCに入れておくと、手元のノートパソコンなどでどうこうできるかも。マジで便利すぎ。
まあこれでどうにもならないこともあるけどね。

わからんことあったらコメントやツイッターDMなどで。
あと多分Questにつなげるタイプのフルトラ機器などは使えるけど、ゲーミングPCとつなげるタイプのフルトラ機器はむりぽだと思うので注意ね。

bye.


追記:ネットワークセキュリティガチ勢のためのポート転送

UPnPとかトンデモナイ!とか、インフラガチ勢のルーターが対応してないとかの人はこれ参照。
肝要なとこだけ言うと、ポート番号はTCPの38810, 38820, 38830, 38840ですって。

ポート開けるなんてトンデモナイ!とかいうセキュリティガチ勢は、SoftetherのVPN Azureとかで出先ノパソつないだうえで、APモードにしてそれとクエストつないでください。

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