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京都の好きなところ①季節の移り変わり

今日のお昼は寺町通にあるカレー屋さんでした。

メニューに食材へのこだわりが書いてありまして、読んでみると、京丹波・亀岡産の和牛が使われているとのこと。

亀岡は夏と冬の気温差が30度もあって、牛にとっては過酷な環境。でも、その厳しい環境を生き抜いたからこそのおいしさなんですって。

そう聞くと、ありがたさも美味しさも一入ですね。

わたし、エビフライカレー頼んだのでお肉はいただいてないのですけれど。

……。

おいしかったー。

ということで。

亀岡ほどではないかもしれませんけれど、京都市の街中も、夏は暑く冬は寒いです。これは有名ですよね。京都に引っ越すことになったとき、友人から住みにくそうというご意見をたくさんいただきました。

でもこれが、いいんです。

牛さんじゃないですが、私も京都に来て逞しくなったというか、健康的になったなぁという実感はあります。

それまではベッドタウンから東京に通う日々でしたので、移動は基本電車、建物の外から出ることはほとんどなく、季節を感じるのは駅や電車の広告、お店の売り場、テレビのCMくらい。

それが京都に来てからは、鴨川の満開の桜、下鴨神社の新緑、真夏の祇園祭、紅葉の永観堂、鞍馬の雪景色……という感じで季節の移り変わりを楽しめます。

たしかに暑いし寒いし大変ですけれど、あぁ、生きているなーって実感できるのです。

大変な日々が続くから、気候の良い日には喜び炸裂ですし、次の季節への移り変わりが楽しみになります。

常に冷暖房完備の空間は、たしかに快適かもしれないけれど、今となってはつまらないかな。

ではまた~

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