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茶道はお金がかかりそうというイメージについて

スポーツジムでもヨガでもピアノでも、入会金○○円、月謝〇〇円といった具合に、今どき明瞭会計が当たり前。

でも茶道って、そういうのが見えづらいんですよね。

免状の種類がたくさんあって、その度にお金がかかって、先生にも何やら包まないといけないらしい…みたいな、漠然とお金がすごくかかるイメージがありました。

まぁ、ネットで調べれば、実際のところどうなのかを書いてくれてる方がいるのですけれど。


ちなみに免状というのは、「これから〇〇について学んでいいですよ」というものであって、合格した証ではありません~。

初めて聞いたときは、「え、何か習うことが増えるたびにお金追加でかかるの…やっぱりお嬢様の習い事か…」なんて思ってしまったものですが。

誤解のないように言っておくと、将来講師になったり、極めたいという人であれば免状が必要ですが、ゆるりと楽しむだけなら取らなくても大丈夫、と言ってくれる先生が多いようです(なかには、厳格な先生もいるかもですけど)。


私の先生も、やる気になったらどうぞ、というタイプの先生なので、すごくありがたい。

2年ほど、ゆる~くお稽古に通っていたのですが、最近もう少し頑張ってみようかなと思って、先生にお願いしました。


で、免状の申請額と同じ金額を先生にお支払するんです。
こういうのを、高いと思うかどうかなんですけれども。


何かを生み出して大成させるのは大変な労力がかかっているし、受け継いで体得して、それをまた次の人に教えるというのも、やっぱり大変な労力がかかるわけで。その作法や知見を授かれるというのは、とっても貴重なことなんですよね。

youtubeとか、無料でいろいろ見れて、定額制なんかも流行っている時代なので、有料に対してのハードルがだいぶあがってしまったように思うのですが。

「ただで教えろ!」というのも普通に考えたら変な話で。
守り継ぐのにもお金がかかる。教えてもらうにしても、先生の時間をいただいている。生徒一人教えるたびに広告収入が入るなんてことはないのです。


払うものだから払え、と言われるから、義務感とか抵抗感みたいなのが生まれてしまうのかもしれないけれど、人から何か教えてもらったら、お礼、しますよね。っていう。


そんな気づきが、最近ありました。

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