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スタンダードバイクって?「マリオカート8DX」

おはようございます。コケと申します。
毎日なにかのゲームをしております。

が。ですね。

じつはぼくは若かりころはバイク乗り
でありました。

この時期になるとおやすみの日なんかには

毎回どこかにツーリング行ったりして
山や峠を越えまくっておりました。

マリオカートに「バイク」が追加された日は
一生忘れることができません。

さまざまな種類のバイクが追加され、
選ぶだけでも悩んでしまうことでしょう。

で。その中でも
スタンダードバイク」ってご存知でしょうか?

そこで、ちょっと知っていれば
マリオカートも面白くなるよ、という小ネタを
書いていきます。

決してマリオカートが上手くなるとか
タイムを縮めるなどの攻略情報ではない
ので
あしからず。

では、GO!

スタンダードバイクのイメージ。

「スタンダード」というからには
もっとも基本的なスタイルのバイクをイメージ
されるかとおもいます。

しかし、「マリオカート8DX」では
このような少しトリッキーなカタチ
をしていますね。

ロゼッタさん命。

言われてみれば「ふ〜ん」としか思わない
「スタンダード」ですが…

でも一般的な「スタンダード」って…


どちらかと言えばイメージに近い「スーパーコメット」

上記の画像のコチラ、だと思います。

このバイクは「ネイキッド」と言い
「ネイキッド=裸」タイプと呼ばれるもの。

バイクのMT教習を受けると
必ず乗るのがこの「CB(バイクの名前)」です。


コチラのネイキッドタイプは、非常に乗りやすく
、またハンドル位置も高いし、ステア角(ハンドルの端から端までの振り幅)も広いので、

軽くて取り扱いしやすく、
誰でも扱いやすく壊れにくいことから
一般的、バイクのスタンダード」として
定着しました。

だから普通は
「バイク=ネイキッド」をイメージされると
おもいます。がここで…

「なぜネイキッド(裸)なの?」
と不思議におもいますよね。

スタンダードとはちょいと離れますが
もう少しお付き合いくださいね!

ネイキッドの由来。

ネイキッドタイプがバイクの
スタンダードであることは間違いないのですが、

「ネイキッド」には
バイクを一般販売するための
道路交通法ゆえのシバリがありました。

各バイクメーカーは
それぞれ「レース」に出場するため

レース専用車両を造っていました。


かつてはレース専用車両でした。

このタイプは「フルカウル」または
「スーパースポーツ(SS」と呼ばれるタイプです。

バイクレースの最高峰「MotoGP」では
全員このタイプで走っています。

こちらは公道で走る事を目的とせず、
ただただ「レースで勝つ」ために
生まれたマシン。

ただ、バイク人気が湧き起こる時代、
コレをそのまま
一般販売することは出来ませんでした。

そこで、各メーカーがしのぎを削って
産み出されたのが「ネイキッド」

この「フルカウル」バイクの
「カウル(外殻)」を外して販売したのが
「ネイキッド」なのです。

当時は「カウル」を着けたバイクは
販売出来なかったので、

性能も落とし扱いやすく
かつ、レースのイメージをいつでも体験できる
スーパーバイクが「ネイキッド」なのです。

ちょいと昔の記事ですが…
こういう展開は今でも行われております。


「カウルダメだったんや…」と
知った時はいささかショックでしたが、

カウル、またはスーパースポーツは
今ではもっともよく見かけるバイクとなりました。

なんと言っても「カッコええ」ですね。
バイクはその製品の都合上
テレビCMがあまりできないのに、
昨今のこの盛り上がり。

アニメやマンガも大きく影響しているとは
思いますが、メーカー各社の努力抜きには
語れないでしょう。

ほんとどれもカッコいいんだよね…
マジで乗りたかったわ。

とぼくのグチはほどほどに。

では「スタンダード」のお話しに戻りましょう!

スタンダードバイクとはつまり。


ネイキッドから派生し、レース車両について
かるく触れてきたので、
カンのいいあなたならお気づきでしょう。

「マリオカート8DX」でいう
「スタンダードバイク」とは
「レース車両」における「スタンダード」

もっとも初歩的で基本的なバイクなのです。

スタンダードバイクが「フルカウル」ではないのは、(いちおうカウルはあるけれど)

まずその車両の軽さ。

圧倒的に軽い。
ネイキッドは壊れないために
「鉄」をたくさん使いますが、

スタンダードタイプは、基本アルミです。

軽くて取り回しがラクなので扱いやすい。
また、その外見の特徴から
「メンテナンス」がしやすく、壊れても
すぐに修理ができるのもラクショー。

レースで生きていくには
「じぶんでメンテナンス」を覚えなければ
なりません。

(オートレースでも
レーサーがじぶんで手入れします)

バイクを知り尽くすことからレースは始まるので
メンテナンスのしやすさはメリットしかない。


レースは常に故障とのたたかい。

「スタンダードバイク」は
レースの基本型であると書きましたが

「はじめからフルカウルに慣れた方が
いいのでは?」と思われるでしょう。

そうなんです。がそうでもないのが
バイクの面白いところ。

バイクはその特性上、さまざまな「挙動」を
手に取るように把握できて
はじめて「速くなれる」もの。

フルカウルタイプは、「速く走るため」の
装備がはじめから充実しており、

なんとなく走るだけでも
いいタイムが出てしまう。

コレもメーカーの努力が関わっていますが、
「走らせる」のはあくまで、「ライダー」

ライダーがじぶんで
なぜタイムが出るのか出ないのか、を
突き詰めるために「スタンダードバイク」で
練習します。

有名なのはコチラのマシンですね。


小さいころから「フルカウル」で育った
レーサーと、「スタンダードバイク」で
育ったライダーには雲泥の差が出る、
と言われております。

スタンダードバイクを走らせるレース会場って
あまり見たことないとおもいますが、

「河川敷」近くなどで
ゲームの「エキサイトバイク」みたいな
泥だらけ、段差だらけのトラックで

ジャンプと周回をしながらビョンビョン
飛び跳ねている光景を見たことがある方は
いらっしゃるのではないでしょうか。

あれは、それ自体が競技だったりもするので
一概に言えませんが、

将来「アスファルト」でのサーキット走行を
目的としたリッパな「練習」なのです。

「バイク」をあえてグラグラさせ、
コントロール不能な状態を身をもって経験する
ことにより、

クローズドサーキットで
超高速車両を走らせるときの「万が一」に備える
ための訓練にもなるのです。

バイクが軽い、ということは
じぶんのコントロールが「そのまま」
影響されます。

バイクにはさまざまなコントロールが必要で
ハンドルを切ったから曲がる、という
単純なものでもないのです。

車でも同じですけどね。

姿勢だったり、加重、抜重(かかるチカラを抜くこと)減速、遠心力、タイヤのグリップ(タイヤが地面をとらえるチカラのこと)

常にアタマをフル回転で動かして
いなければなりません。

そのために「スタンダードバイク」は
もっとも適しています。

乗る機会はそうそうないと思われますが、
「マリオカート8DX」でも

この基本、ほんと忠実に再現されていますので
バイク乗りの方はぜひ

「スタンダードバイク」でウデを磨くことを
おススメします。

なにごとも「基本がだいじ」です。
常識破りとか型破りなどのコトバが

当たり前に使われていますが
「なぜ常識が常識とまでなったのか」
「型を知らずに型破りと言えるのか」

とか考えてしまうのでね。
突き抜けたかったら

常識を知ることも
型を叩き込むことも必要なのでは?

と最近おもいます。

ぶっちぎりに速くなりたいのでね。





ツーリングシーズンですが、つまらない事故や故障などで台無しにならないことを

モトバイク乗りとして
祈らせていただきます。

ぼくはもうマリオカートでいいですね。
指怪我してゲームでけへんってのがサイアクなので引退しました。

まぁでも現実でも
マリカでも「それなりに速い」と思います。

いやマリオカートはウソです。
ぼくを追いかけるあなたに…



えいっ





今回のお話しはおしまいです。
さいごまで読んでくださりありがとうございます♪


とか言いながら追加コースまったく走っていない
コケでした〜。

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