私が出会った 最貧困層
私は大学時代、狂ったようにバイトをしていた。最貧困層とは住宅展示場の「展示場こちらです」という看板を持つ、日雇いの仕事で出会った
立て看板を持つ世界とは?「立て看板ガチャ」私はそう名付けていた。立て看板にも、当たり外れがある。当たりだと、パイプ椅子で座りながら、看板を持つことが許された。しかし外れの場合「微動だにせず、看板を5時間ほど持ち続ける」ことが課せられる(動いたら、立て看板リーダーみたいなモブキャラに怒られる。
たった時給1,050円そこらである。炎天下だと最悪であ