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子どもが自立するために親にできる最大のこと

みなさん、こんにちは。ベビーシッター兼保育士のねこばすです。

突然ですが、あなたの子育ての目的はなんでしょうか?最終目標と言ってもいいかもしれません。

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私の場合は保育の目的ですが、それは「自立した大人になるためのお手伝いをすること」です。
(因みに、その先の夢は「日本人の幸福度を底上げすること」です♡)

おそらく子育ての目的を「自立」に置いている方は多いでしょう。

そうですよね。親の方が先にいなくなるのだから。
その先も子どもが自分の足でしっかりと人生を歩んでいくための強さを身につけさせてあげたい。

そう思うのが親心です。

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では、子どもの自立のために必要なこと・親がしてあげられることはなんでしょうか?

色々あると思います。

学力を伸ばす
◆様々な経験を積ませてあげる
◆生活の中で非認知能力を育む
◆海外留学をする
◆スポーツを頑張る

何でもいくらでもできることはあります。家庭の数があればできることやしてあげたいこともその分だけあるということ。

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ただ、全ての家庭において共通する前提条件があります。

「子どもに親の期待を押しつけないこと」

子どもの自立を願い、子育ての目的をそこに置くのは普遍的なことです。
でも、それも親の願いであり、最終的に自立していきていくかどうかを決めるのは子ども自身です。

子育ての目的自体が親の期待であるとも言えるのです。

いわんや、ですよね。

親と同じ大学に入ってほしい
◆安心安全な大企業に入社してほしい
◆スポーツや楽器など一芸に秀でてほしい
◆これからは何か国語も使えて当たり前

などなど、子どものためのことが段々と親の希望・安心のための方にシフトチェンジしていくのは、よくあることです。

そして、子どもが全然頑張らなくてイライラしたり、頑張り続けた結果燃え尽き症候群になってしまったりします。

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元も子もない。

ちょっとキツイ言い方ですが、
本当に子どもに自立して欲しかったら、期待は手放すべきです。
子どもの人生は子どものもので親といってもそこに土足で踏み込んではいけない、と自覚するべきです。

それができたら苦労しません。
簡単なことではありませんよね。

ポイントがあります。

「子どもではなく自分自身に期待すること。そして、自分の人生を謳歌すること」

これがとても大切です。

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親からの期待を一身に背負って頑張る子どもは、どこか苦しそうです。
そして、その期待に押しつぶされてしまうこも少なくありません。

言われたことを頑張る、つまり外発的動機では子どもは頑張りきれないし何より楽しくないのです。

その点、親があれこれ言わず自分の人生を楽しむ姿を見せたらどうでしょう?

好きなことを仕事にして頑張っている
◆心躍る趣味やライフワークを持っている
◆守るよりチャレンジすることを選択する

そんな風に生きている親の姿を見たら子どもはどうなるでしょう?

きっと多くの子が「人生や将来に期待することができるようになる」と思うのです。

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この世の中は楽しいことに溢れている
◆いつでも好きなことを見つけてチャレンジできるんだ、失敗も経験なんだ
◆生きるって素晴らしい
◆未来は明るい

将来に期待できることほど素晴らしいことはありません。
内から沸き起こる情熱、つまり内発的動機で楽しく努力をして頑張っていくことができるということ。

それはどんなにお金をかけたものやことより、ずーーっと大きな親から子どもへのギフトです。

あなたがあなたらしく人生を楽しむことが、一番の教育になる。
これは本当です。

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現代の日本は少子化の底なし沼。
コロナで加速してしまいましたね。

それに反して、教育業界は白熱の一途をたどっています。
不安定な世情の中で親が子どもに期待することも高まっている、と捉えることも十分可能でしょう。

あなたの人生、子どもの人生は誰のもの?
親がいなくなったら子どもはどうなる?
生き抜く強さとは?

本当にしつこくて申し訳ありませんが、親が自分の人生を楽しんで歩むことが子どもの最大の学びになります。

それは親以外の誰にもできないことです。

毎日を楽しんで、親子で!!





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