遺書の練習③

最近の私はやっぱり死にたい、かも。

私は最近意外と元気にやれていて、毎日何だかんだ楽し〜と思いながら生活していたりする。

でもそれは病院で貰った薬に今まで欠けていた諸々の能力を底上げしてもらってるような感覚で、私自身の内面の問題は何も解決してない。

人と会う機会も増えたし、色んな場所に出かける機会も増えて、インプットされていく情報が増えた分、価値観というものは変わったような気がする。物事の見方というか。

ただ、その入ってくる情報量に見合う成長を出来てなくて、ずっと自分の内面だけ置いてけぼりにされているように思う。
わたしの根本は変わってないのに、環境だけ急激に変わって、ついていけないよ〜って自分に言われてるような感覚。

人は暇な時間ができると余計なことを考えてしまって病むと言うけれど、私の場合はそこそこちゃんと考える時間というものが必要な人間だなと思う。

考えてないと不安になるんだよね。
正確に言えば、考えていると自覚のある時間がないと不安になる。（多分、自覚はなくても常に何か考えてはいると思うから、一応。）だから、今みたいに毎日色んな場所に出かけたりするのが自分に合ってるのかなと思うと、ちょっと微妙な気がする。

ただ、こうも思う。私がずっと抱えている内面の問題は、こうやって人と関わったりすることで解決する物なのではないかと。

例えば、人と上手く会話できない（相手の言葉に適した返答が出来ない）という悩みも、毎日人と会話していればある程度どうすればいいかのフォーマットみたいなものが見えてくるのかもしれない。

でもそんな中での懸念もあって、そうやって色んな人と会話をすることは私にとっては良い訓練になるかもしれないけど、話している相手からしたら''ただの会話ができない奴''だなとしか認識してもらえなくて、私が人と上手く会話をする術を身につける前に、私と関わってくれる人がいなくなってしまうんじゃないかと思う。それが恐ろしく怖い。

会話が上手くいかないことが続いて、悪くなった印象を変えるのはとっても難しいと思う。
だから、人とたくさん関わっても結局嫌われて、すぐに関係が終わってしまうんじゃないかなって、最近は誰と会っていてもそう思う。

そのせいで、アクティブに動いていることの楽しさと、それがいつか終わる恐怖をずっと抱えながら生活している。
人と仲良くなりたいけど、仲良くなるには上手く会話ができる必要があって、その為には人と関わらなきゃいけなくて、でも会話できないと人と仲良くなれなくて、の、ループ。ありゃ〜。
私はみんなと仲良くなりたいんだけど、皆に話してて楽しいって思ってもらえるようになる前に、きっと皆つまんないって思って離れていっちゃう気がするから、怖いし寂しいな。人と上手く話せるようになりたいな。