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猫宮
2021年11月2日 15:42
もしも叶うなら、私は唐揚げになりたかった。 小さい頃から唐揚げが好き。美味しいから。 口に放り込んだ時の、いかにも美味しそうな匂い。 歯を立てるたびにさくと気持ちのいい音を立てる衣。 噛み締めるほどじゅわりと溢れ出す肉汁。 お弁当に入ってるだけで嬉しくて思わず口角が上がっちゃう。唐揚げってすごい。 唐揚げよりも素晴らしいものなんてこの世にはない。 本気でそう思っていました。